0022/01/31

フラメンコ made inバルセロナ、”Rumba Catalana"

久しぶりに偶然道であった知り合いのお誘いで、彼の率いるSabor de Gracia(サボール デ グラシア)のライブにいってきました。
最近ちょっとフラメンコは食傷気味で聞いていなかったんだけれども、やっぱりいい!


といっても彼らのやっている音楽は正確にはフラメンコではなくフラメンコフュージョン。中でもバルセロナ生まれの”Rumba Catalana(ルンバカタラナ。”カタルーニャのルンバ”って言う意味でおそらくキューバの元祖の”ルンバ”と区別するための名前なんだと思います。)というジャンルです。


リズムもフラメンコとは違って、どちらかというとラテン音楽、サルサとかに近い感じ。(そして聞いている人はみんなそろって見事にステップを踏んで踊れてしまうのには、ただただびっくり…。さすが発祥地です)
曲調もずっと軽やかで、私にとってはフラメンコより聞きやすいかな・・・・フラメンコは聞いていると落ち込んでしまいそうになったりすることもあるので・・・^^;

Sabor de Gracia、バルセロナではなかなか人気のグループ。ヨーロッパでもロンドンなんかではライブを行っているそうです。


↓ヴィデオクリップよかったらチェックしてみてください♪ 



↓そしてこっちはバルサの歌?ルンバ カタラナバージョン、レアかも?

0022/01/30

市内から気軽に行けるワイナリー

以前からずっと気になりつつも、まだ実現していないのがバルセロナ周辺のワイナリー訪問。

なにげにバルセロナの郊外には、訪問できるワイナリーが結構あるよう。とくにこの土地特有の”カヴァ(発砲ワイン)”のワイナリーが訪問できるのは、もちろんバルセロナだけ、です。

”郊外”ときくとなんだか交通の便が大変そうに聞こえるのですが。よくよく調べてみると、電車で気軽に行けるワイナリーも。
とくに、日本でも結構名前の知れている”Freixenet(フレシネ、かつて浜崎あゆみさんがCMにもでてましたっけか・・)”のワイナリーはなんと駅前。電車にのって20分ほどです。

広いカバ畑や工場のをトロッコに乗ったりしながら見学できるよう。でもちろんちゃんと試飲もできます。お子様にはぶどうジュースつき。なんだか大人も子供も楽しめそうなアトラクション(って違うかな)。


↓フレシネのワイナリーはこんな感じです。



ガウディや美術館、建築物めぐりとは趣向を変えて、この地区の伝統である”カヴァ作り”を見学も、ちょっと違った観光として取り入れると、観光にも幅ができていいかも。
そして中心街を出るとみえる、郊外の”素朴な風景”も楽しめます。

Freixenet(フレシネ)社ワイナリー
行き方:サンツ駅よりRenfe(郊外に行く鉄道)にのりRENFE鉄道 Sant Sadurní d´Anoia(サン サドゥルニ デ アノイア駅)下車。40分くらいでつきます。
ちなみに電車は日中は一時間に1本くらいの割合で出ているようです。


ホームページ:http://www.freixenet.es/web/eng/

0022/01/28

観光で忘れてはいけないこととは・・・

忘れがちになってしまうのですが、重要なポイント
”観光の途中のトイレの場所”。

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バルセロナには駅にも公衆のトイレはないので・・・(夏にビーチに設置されるくらい…)。

一番手っ取り早いのは”休憩がてらにカフェにはいる”ことだと思いますが、タイトな観光のスケジュール、用は早く済ませたい^^;という方には…


‐カタルーニャ広場周辺
デパート El Corte Ingles
ショッピングセンター El triangle の地下にあるSefora(大きい化粧品やさん)
ハードロックカフェ(地下にあります)


-サグラダファミリア周辺
マクドナルドおよびケンタッキー


-カサ・バトリョおよびカサミラ周辺
この周辺には、気軽に入れるスポットが思い浮かばないのですが…建物の中にトイレがあるので、もし列で待っているのなら入り口でお願いしてみると使わせてもらえます。


ただ、私が一番よく使わせていただいている?のはホテルのトイレです。
レセプションでひとこと断りをいれれば、特にいやな顔をすることなく使わせてもらえます。(日本人観光客はマナーがいいことで有名なので(^^)v

ただそのときは、いちおう観光客のフリをして英語でお願いをしますが…。

0022/01/21

スペインの女子に根強い人気・・・TOUS(トウス)

スペインに来て、初めて見たときからすぐにファンになってしまったブランド”TOUS(トウス)”。クマのロゴが目印ジュエリーや鞄、最近はコスメも展開している、マンレサ(バルセロナの郊外)出身のブランドです。


もちろんスペインの女子(というのもかなーり年齢幅広くファンがいるようなので・・・)も大人気で、その人気は衰えるどころか、ますます勢いをましているよう。
不景気にもかかわらず、クリスマス前のトウスは相変わらず整理券を配るほどの順番待ち。店舗数も増えているようで、ファンにとってはうれしい限り。

クマやフラワーといった女子の大好きなモチーフをシックな色やシンプルな形と組み合わせているから年齢を問わず楽しめる、というのがきっと人気の秘密なんだと思います。私は個人的にクマが大好きなので、TOUSのアクセサリーはもう持っているだけで幸せな気分にさせられます…。


一時期”冬のソナタ”のヒロインがTOUS(トウス)のアクセサリーをつけていたことで話題になったようですが…、日本での知名度はまだまだ…かな。店舗数は増えているそうなので、これからに期待☆


↓イギリスとオーストラリアを代表するセレブ、カイリーミノーグがイメージキャラクターです。
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↓ こんな風にクマさんを用いたジュエリーや鞄がたくさん♪
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バルセロナでは、ほんと店舗数が多く…バルセロナの一番のショッピングストリートであるパセオデグラシアには、デパート内の店を含めると3店舗。またすぐ隣の通りにも一店舗あり・・という感じで人気の強さをうかがわせます。

バルセロナでショッピングの際はぜひ、お店を覗いてみてください♪ 

0022/01/17

海の教会にて

なくなった祖母のために、サンタマリアデルマル教会へ。

旧市街、ピカソ美術館そばにあるこの教会は、”海で働く人たち”を守るためにと14世紀に建てられたゴシック様式の教会です。地元の人に慕われている場所で、この教会をテーマにした”Catedral del Mar"はベストセラーになりました。

私にとっては、トレドのカテドラルの次に美しい教会。
まだ観光地としてはそれほど有名でもないので、いつも静かで荘厳な雰囲気です。


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大きな蝋燭をともし、白いブーケを作ってもらいマリア様にお供えをしてきました。
天国の祖母もきっと海の教会の風景を楽しんでいることと思います…。

0022/01/16

これは便利!スペイン国内格安航空券も日本語予約

ここ数年、国内そしてヨーロッパ内の行き来は、格安航空券のおかげでぐっとお手ごろに…。マドリッド、バルセロナ間はさがせば往復で50ユーロ、この間も友達がセビリアまで里帰りで往復40ユーロだったそう。
しかも、空港も最近は郊外まで行かなくても、バルセロナのエルプラット空港から出ているものも多くますます便利です。


確実に飛行機のほうが電車やバスを使うよりもずっと値段も安いので、大活用しているのですが、Vueling, Spanair,とどのサイトもまだ日本語サイトがありません・・・。

ただ朗報!Vueling(スペインの格安航空会社です)でマーケティングをしている友達が教えてくれたSkyscanner(スカイスキャナーという航空チケットの販売サイト、なんと日本語が!!
いろんな航空会社の格安航空券を比較・購入できるサイトなのですが…日本語で予約できるし日本円でもチケットを買えます。これは便利!


ちなみにちょこっとしらべてみたら、バルセロナからイビザ島まではVuelingで片道2500円くらいでした。往復だと6000円くらい・・・。安すぎ・・・^^;


Skyscannerでイビザ行きのチケットを検索、なんだかもう”これは行くしかない!”って感じのお値段です☆
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バルセロナから日本へ買える便も片道だけの航空券も探せたりするし。
これは結構使えそう。

でもヨーロッパ国内・スペインの国内の移動ってほんと安くなった…。私がはじめてスペインに来たときはマドリッドからバルセロナまで、節約の為に深夜バス・・・だったんですが^^;いまじゃ深夜バスでいくほうがお金かかりますね・・きっと。


ヨーロッパ内やスペイン国内の格安航空券が日本語で探せるサイト
Skyscanner(スカイスキャナー)

0022/01/15

天国からのスイーツ♪遺跡の中にあるカフェCaelum

かつてはゴシッククオーターは治安が悪い、なんていわれてましたが。ここのところかなり治安は改善され、特に人通りの少ないところに入らない限りは散策も心配なしな感じです。(そして人通りの少ないところには、スリもあんまりいない・・っていう話も・・まぁ確かにカモがいなければ彼らも意味がないので、それも一理あるかも。)

そんなゴシッククオーターの中でも一番気に入っているのが、カテドラル周辺のかつてのユダヤ人街。石畳の道や、世紀を経てそのままに残っている建物は、散策しているとタイムスリップした気分にさえさせられます。(と、若干、ゴミの多さが気になるときもあって、現実に逆戻りもしたりするのですが…これはほんととっても残念)

散策のたびに思わず立ち寄ってしまうのが、カフェCaelum(カエルム)。カテドラルのすぐそば、やっぱりユダヤ人街にあるこのカフェ。外からは見えないのですが、中にはいると階段があって、地下にゆったりとしたカフェスペースが。このカフェスペースはかつてヘブライ人の公衆浴場をそのまま利用している、貴重な”遺跡カフェ”。
夜はろうそくがともされて、幻想的な雰囲気です。


↓遺跡はこんな感じです。夜はろうそくだけのライトアップで、冬は暖かくて居心地のいいスペースです。

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そしてこのお店の自慢のスイーツ。いつもたくさん種類がありすぎて、迷ってしまうのですが…はすべて修道院のシスターたちによる手作りです。おいしいだけでなく縁起もよさそう:)


↓シスターたちのつくったスイーツ☆
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普段からカフェ疲れをしている私にとってはハーブティーの種類が豊富なのもうれしい。

思わず長居をしてしまう場所…で、何度かラストまで長居をして追い出されてしまいました^^;それでもめげずに通いつづけてしまう、最近の一番のお気に入りカフェです☆

0022/01/11

スペイン流ピザ、Torradas(トラーダス)

友達の提案で、バルセロナの郊外、コルネーリャにある”行列のない日はない”というレストランにいくことに。
RCDエスパニョールのスタジアムのそばにあるこのレストラン…一軒普通のタパスバルなのですが・・・かなり広くて、余裕で300人くらい人が入りそうなのに満員。
予約を入れたにもかかわらず30分待ち、でした。

友達によればこのレストランの名物は、Torradas(トラーダス)。トラーダスはいわゆるオープンサンドイッチ。薄く切られたパンの上に、具がたっぷりと盛られています。オープンサンドイッチというよりは”ピザ”風。

とりあえず、ひとりひとつ頼むことにしたのですが、出てきたのはパンがほとんど見えない巨大オープンサンド…。


↓"ハンバーグのTorradas"。具がパンに乗り切れていません・・・・^^;
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カタルーニャの名物料理"エスカリバーダ”のトラーダス。たっぷりのったチーズとよく合います☆
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↓こちらはVegetal (野菜)のTorradas。
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↓こちらはシンプル、トルティーヤのTorradas
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私はエスカリバーダを頼んだのですが、もちろん食べ切れませんでした…。
さすが名物だけあって、トラーダスだけでも20種類以上。


こっちではパンはカリッとしたものが多いので、普通のサンドイッチだと慣れない私は若干パンの固さが気になる感じなのですが、オープンサンドのトラーダスだとちょうどいい感じです。


次回は十分おなかを減らして、ちゃんと一個丸まる食べられるようトライです♪

0022/01/09

アペリティフは世界遺産☆レストランMirador(ミラドール)

ガウディとならぶモデルニスモ建築の大御所、ドメニク イ ムンタネールの代表作であり、世界遺産に指定されているカタルーニャ音楽堂(Palau de la musica)

サグラダファミリアに負けず劣らずの芸術度・完成度の高さ(あ、サグラダファミリアはまだ未完成でしたね・・)は、訪れる度にため息がでます。


この世界遺産のカタルーニャ音楽堂の中にあるレストランがレストラン Mirador(ミラドール)です。レストランの内装はモダンなモデルニスモ様式。そしてなんといっても、Mirador(ミラドール、展望台)の名前の通りカタルーニャ音楽堂の眺めを楽しみながら食事ができます…。


↓モザイクの壁がきれい

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私はまだ、敷居が高い気がしていったことはないのですが、この間行かれた方が、お料理やレストランそのものもさることながら、サービスのよさに感激してらっしゃいました…。


なんでも82歳のお母様とのはじめてのバルセロナ旅行。旅行の最終日にこのレストランを訪れられて…そろそろ日本食が恋しくなっていたので、白いご飯とあっさりとした味付けのものを食べたいとお願いしてみたところ…。なんと、コースのお料理をお醤油で味付けして、炊き立ての白米もちゃんと出てきたそうです。


サービスも”世界遺産の中にあるレストラン”の名前負けしないこのレストラン。
和風にアレンジされたカタルーニャ料理(それも、世界にたった一つだけのお料理ですよね)きっとすごくおいしいかったはず。

日本でこんな風に”お料理パーソナライズ”してもらうと、かなりお値段がかかりそう^^;


世界遺産とともに、贅沢な空間で贅沢なお料理とサービスが味わえる、バルセロナの中でも貴重なレストランですね。人気のバスク料理レストランIRATIもプロデュースするManuel Gimenes氏がお料理を担当。お値段はワイン込みでコース(5皿)59ユーロなので、すべてを考えるとコストパフォーマンスはかなり高い!

私もちかじかトライしてみたいと思います♪


レストランテ Mirador(ミラドール)
住所:Palau De La Música 4-6

0022/01/07

スイーツで新年の運試し

1月6日はレイエス・マゴスの祝日(ちなみに日本語では公現祭、というそうです)。
この日には、Roson de reyes(ロスコン デ レイエス)というお菓子を食べる習慣があります。いわばクリスマスケーキのようなもの。


↓これがRoscon de reyesです。
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今日も朝からパン屋さんにはこのお菓子を買うために行列が…(となんで前の日に買わないんだろう…っていつも思うのですが。できたてがおいしいんでしょうか・・)

このお菓子には、ちいさな”Reyes(レイエス:三賢者)”のフィギュアとHabas(アバス:そらまめの干したもの)が埋め込まれていて、ちょっとした新年の運試しです。

”あたり”は、Reyesの入っている部分を食べた人。その年には幸運が訪れるといわれています。

そして、はずれはそらまめがあたった人。この日とはこのお菓子代を持つ・・・のが習慣です。


今年は見事にReyesが回ってきました;)
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小さいけれどちゃんと贈り物を持っています・・今年もよい年になりますように♪

0022/01/05

いよいよ冬のバーゲン開始です!

明日のレイエスマゴスの祝日が終わると、やっとホリデー商戦も終了。

いよいよ7日からは一斉に冬のバーゲン開始です!セールはスペイン語ではRebajas(レバハス)、カタルーニャ語では(レバシャス…カタルーニャ語は日本語表記がちょっと難しいですね・・・なんだか微妙に違うような気も・・・)


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例年、初日はだいたい30%オフからはじまり日にちがたつにつれて、50%、70%と割引率がだんだんと高くなっていきます。


意外なねらい目はデパートのエルコルテイングレス。ブランド直営店よりもブランドものが割引されていることもしばしば。


今年は暖冬だったので、結構ジャケット類が充実していそうな予感…。
ちなみに今週末は日曜もほとんどのお店、バーゲンのためにオープンしています♪

0022/01/03

2度目のクリスマス?

新年…といえども、昨日からバルセロナの街はすっかり通常営業。
そして今日も、日曜だというのに、ほとんどのお店が開店しています・・・。

というのも、2度目のクリスマス?ともいえる”Reyes Magos(レイエス・マゴス)”の日の為に、ホリデー商戦がまだまだ続いているのです…。

このReyes Magosは、三賢者がイエス様に贈り物を持ってきたことに起源があり、やっぱりこの日もクリスマスと同じく、プレゼントを交換する習慣があります。

Reyes Magos の1月6日は、(実際プレゼントを交換するのは5日なのですが)、バルセロナ港に三賢者を載せた船が到着してその後は街中でパレードが行われる、ちょっとしたお祭りです。


↓Reyes de Magosのパレードの様子
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そしてこの日を境にクリスマスのライトアップも街から姿を消します。なんだかあまりに見慣れてしまったので、ちょっと寂しい気もしますが・・・来年のライトアップも楽しみです!

0022/01/01

元旦のバルセロナ

昨日(というか正しくは1月1日早朝)まで騒がしかった街の様子も、すっかり静まり返っていました・・。こちらでは新年は大騒ぎをして過ごす習慣があるので、だいたい1月1日はみごとにお店は全滅で街もひっそりとしています・・・。


屋上からのバルセロナの元旦の眺めです。風がすごく強い日だったので普段はぼやけてしか見えないサグラダファミリアもすごくはっきり見えました。

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モンジュイックにあるカタルーニャ州立美術館(MNAC)は屋上からいつもすごくきれいに見えます。風のせいで空気が澄んでいるせいか、こちらもはっきり。
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明日からは通常のスケジュールに戻り、お店やレストランは全店普通に営業です!