0021/07/16

正しい夏の夜のすごし方(3):公園のジャズセッション

バルセロナにきてから好きになったものはたくさんあるのですが・・・そのうちのひとつがジャズ。
なかなか日本では敷居が高くて(おまけにチケットの値段も結構高いので・・・)とくに好きでもないジャズのコンサートに行こうと思ったことはなかったのですが。

こちらにきてから、頻繁にいろいろな場所で行われる無料(あるいは激安!5ユーロくらいで生演奏が聴ける場所は結構あります)コンサートに足を運んでいるうちにすっかりお気に入りになってしまいました。きっと“生演奏でこそ”よさが伝わる音楽なのかも。(ってジャズが好きな方にはつっこみをいれられそうなコメントですいません・・・)父親が家でよくCD(あるいはカセット^^;)を流していたのですが、さっぱりそのころは興味を持てなかったので・・。

そんな“バルセロナにわかジャズファン”な私にとってのお気に入りの夏イベントのひとつがシウタデリャ公園で行われる"ジャズの夕べ“(と勝手に名づけてしまいました)です。

毎週水曜と金曜日の夕方に公園の一角でいろいろなジャズグループがコンサートを行うというもので、一応観客用の椅子はおいてあるものの、みんな芝生の上に寝転がったり、ピクニックスタイル、ビニールシートを広げて(またもや登場”ビニールシート“。バルセロナの夏の必需品ですね。)でワインやビールを飲みながら、思い思いに夏の夜のひと時をジャズとともに過ごす・・・まさに夏の夕べが満喫できる瞬間です。


↓公園にはボートをこげる大きな池もあります。代々木公園っていうより、井の頭公園っぽいかも?

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シウタデリャ公園は、ピカソ美術館のあるゴシック地域から程近い場所にある大きな公園で、たぶん東京でいえば代々木公園みたいな感じかもしれません。バルセロナの中心にある緑がいっぱいのまさに市民の憩いの場です。週末はピクニックを楽しむ人、カポエラをやっている人、ときどきジャンベの音も聞こえてきたり、(一度騒音が問題になってからジャンベは禁止になったみたいなので控えめです)そんなところも代々木公園に似てるな、とちょっと懐かしくなったりします。

まだまだ夏の行事は続きます・・・ほんとに一年中夏だったらいいのに、と思う今日この頃です。

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