0020/11/29

バルセロナのパエリア事情

(←"Arroz Negro" イカ墨ごはんは口が真っ黒になってしまうのがわかっていながらも、いつも頼んでしまうお気に入りの一品です)
スペインの代表的なお料理"パエリア”ただカタルーニャではメインなお料理ではないようで、(パエリア自体はもともとバレンシアのもので、バレンシアの人に言わせて見ると日本でおなじみの"シーフードのパエリア”はありえないそうです。私的にはパエリアといえば”えび”を思い浮かべてしまうのですが)どのレストランでもいちおうメニューにはあるのですが、たまに冷凍のパエリアを暖めただけのものが出てきたりすることもあってがっかり・・・
なこともあったのですが、友達にレストランCastell de Xativa(住所Calle Valencia 360)に連れて行ってもらってからは、私のバルセロナの”おいしいパエリアが食べられる店”にすぐリストアップ!

このレストランはお米料理専門店でパエリア以外にArroz Negro (イカ墨ご飯)やFideu(カタルーニャ料理の代表的な一品で短いパスタを魚介類ととも料理したもの、お勧めです!)もとてもおいしいです。

お得なのは、お昼のランチのセット(前菜とパエリア,デザートと飲みもの)で15ユーロ前後、夜は大体一人25ユーロくらいの予算でおなかいっぱい食べられます。
こじんまりとした庶民的なレストランで平日の夜は比較的すいているのですが週末のお昼時には行列ができるほど。カサ・ミラからも徒歩10-15分くらいです。
  

0020/11/27

金曜日はタラソセラピー☆





(← みえにくいかもしれませんが・・・うちのジムにはってあるおそらく気功のクラスの告知のポスター、カタカナで"ヒターノヒメノ”と書かれているんですが、まったく意味不明・・・っていうか誰も読めないでしょ・・・って感じで。なのに一番入り口の目のつくところにはってあって、たぶん、ポスターを貼った人のお気に入りなのかしら。)

バルセロナで暮らし始めてから、東京にいたころに比べるとずっと"ストレス”は少なくなったとは思うのですが・・・それでもやっぱり金曜の午後はぐったり。で金曜会社が3時に終わるのをフル活用し金曜午後はリラックスに専念!と決めています。最近のおきまりはジムでのヨガのクラスとジムにある海水のプールでゆっくり・・・・。私の通っているジムは公共のジムなのですが、プールが10個(と、正確に数えたわけではないのですがとにかくいっぱい!)とそのうちいくつかは海水のプールなのです。うれしいことに海水のプールでは水圧でマッサージができるしくみになっていて、"ミニ・タラソセラピー”です。

サウナもドライサウナとスチームサウナの2種類あり、もちろんジャグジーも。と公共のジムとは思えないほどの設備でしょ?平日は夜中の12時まで開いているのもうれしいです。

ビジター利用も可能です(1回10ユーロ)。ミニタラソセラピーとサウナで週末にむけてエネルギーリチャージばっちりです♪

Poliesportiu Maritim (住所:Passeig Maritim 33)

0020/11/24

焼き芋♪やきいも♪






11月も終わりに近づき寒さもだんだん本格的になってきて、寒がりの私にはつらーい時期のやってきた・・・という感じなのですが、そんな寒がりの私が楽しみにしている数少ない冬の風物詩が”焼き芋スタンド“です。

実は小さな頃、焼き芋屋さんのトラックの気配を感じた途端、家の2階から全速力で焼き芋を買いに走っていたほどの(それも毎日)”焼き芋ずき“な私。

なので、初めてバルセロナで焼き芋屋さんを発見したときはほんと感激!

こちらでは焼き芋はBoniato と呼ばれていて、日本の焼き芋よりも色が濃くって口当たりはかなりまったりした感じです。だけどやっぱりおいしい!大きさによって値段は違って結構大きめのものでも2.5ユーロくらい。

バルセロナのあちこちでこの時期になると出現する焼き芋スタンドは一緒に焼き栗(Castanas)も売っていて、これもほかほかしておいしいです。
ほくほくの焼き芋をほおばりながらのクリスマスのウィンドーショッピングはこの時期ならでは、で幸せを感じる瞬間です☆
やっぱり冬が寒いから焼き芋もおいしい!んですもんね。といいつつ、でも寒がりからは卒業できそうにないです・・・。

クリスマスイルミネーションが始まりました!


今週にかけて寒波がくるそうで・・・しばらく温かい日が続いていたので、今年も暖冬?と安心していたのですが・・・もうすでに昨日とくらべて5度近く気温が下がったようです。本格的な寒さとともに今年もクリスマスイルミネーションが始まりました!毎年、通りによっては違うデコレーションが施されたりするので"今年はどんなデコレーション?”と、寒がりな私でさえも、夜の散歩をするのがとても楽しいです☆

セビジャーナスを踊るなら




















アンダルシアからの移民の多いうちのご近所さんからはよく聞こえてくるものの、バルセロナではフラメンコはどちらかといえば”マイナー”です。“どんな音楽が好き?”とたずねられ”フラメンコが好き“と答え、なんどか〝え?”みたいな顔をされたこともあり・・・。どちらかといえばバルセロナの人にとってはフラメンコは日本でいうところの”演歌“(確かに歌詞は演歌っぽいのですが・・・)みたいな位置づけのようで、フラメンコを見るとなるとどうしても”いかにも“という感じの観光客向けのお店にならざるを得ないのですが・・・。
ところが、なぜか土曜のディナーの2次会は”セビジャーナス”。両親がアンダルシア出身でフラメンコ事情に詳しい友人が連れて行ってくれたのはLos Juanele(住所:Carrer 'd Aldana 4,最寄地下鉄駅はParallel)というセビージャーナス・クラブ?(と要はセビージャーナスが踊りたい人が集う場所・・です)。大きな看板がかかっているわけでもないし、おまけにドアも鍵がかかっていて、ノックしないと入れないのですが・・・。一歩足を踏み入れるとアンダルシアな雰囲気満点で、たくさんのおじさま、おばさまたちが楽しそうにセビージャーナスを踊っていました。

バルセロナでセビージャーナスを踊ってみたい方はぜひ!(と別に踊らなくても普通に飲み物を飲むだけでももちろんOkです。)

0020/11/23

はじめてのカラコレス(かたつむり)










虫を食べることに抵抗があるわけではないのですが、なぜか今まで食べたことがなかったスペイン料理の定番"カラコレス(カタツムリ)”。スペイン滞在4年目にして初めて口にしてみました。
レストラン"La Tomaquera"はParallel(パラレル地区)にある老舗の家庭的な雰囲気のするレストランです。地元の人に人気があるレストランらしく、この日もレストラン前には行列ができていて結局1時間ほど待ちました。

だけど待った甲斐あり、でお料理は全部家庭的でおいしかったです。今回オーダーしたのはCaracoles especiales a la tomaquera (カタツムリ”Tomaquera"風)、Entrecot (ステーキのロカフォートチーズソース添え)、Ensalada especial a la tomaquera (Tomaquera スペシャルサラダ)

カタツムリそのものには味はなくてでもベースになっているトマトソースがほんと絶品!でした。ちなみにステーキは巨大・・・・。
今回は頼みませんでしたが、もちろん定番のハモンやちょっとしたタパスもあります。

一皿一皿の量が大盛りなのであまりたくさんのお料理をたのむことができなかったのですが、今度行くときはもっと大人数でそしてもっとお腹を減らしていかないと・・・。

0020/11/22

渋滞の原因はクリスマスデコレーション



通勤時間とお昼時はだいたい道路が渋滞するのが予想できるので心がまえはできているのですが・・・
(と、人一倍”いらち”な私にとっては待ち時間は相当苦痛なのです・・)今日に限って、サンツ駅の近くの交差点で大渋滞・・と大ゲサかもしれませんが信号は青なのに車がぜんぜん前に進まない・・。また事故でもあったか、だれかが道のど真ん中に車を駐車してどっかにいってしまったのかな・・(だったら警察に電話してやる!)とバイクの特権を使って車と車の間を通り抜けながらやっとのことで交差点を切り抜けると・・・渋滞の原因解明!通りにクリスマスのライトアップを飾り付けるためのトラックがみちをふさいでいたのでした。まだライトアップは始まっていないのですが、12月に入るととバルセロナの通り中クリスマスのライトアップが始まりとってもきれいです。

楽しそうに飾り付けをしているお兄さんたちをみていると、イライラした気持ちも消えてしまいました。っていうかせっかくクリスマスデコレーションしてくれてるんだもん、感謝しないとですよね。

0020/11/20

Tweetyはスペイン猫


日本にいたころから猫は大好きだったので前々から飼いたいな・・と思っていたのですが、一人暮らしをはじめたことをきっかけに今年の4月から猫を飼い始めました。ちなみに品種はGato Europeo(ヨーロッパ猫、といえば"アメリカンショートヘアー”ごとく聞こえはいいのですが、要はこっちの雑種です;)
しかし、猫にもお国柄・・・があるのか、うちの猫のTweetyはかなりスペイン人でおしゃべりが大好き(っていうかよく鳴いている)で一人でいるのが苦手で、いつも誰かのあとを犬のごとくついて歩いてます。

家に帰るときもだいたいはドアのところでまっているし・・朝は目覚まし代わりに決まった時間になると鼻の頭をなめにきます。(っていうか完全に犬・・)
最近のお気に入りは水遊び(っていうかこのくそ寒い中なんで・・・って思うのですが)で、洗面所に水をためてあげると、そこに足を突っ込んで水が動くのをじーっと見ています。でもこれも一人でやるのは嫌いらしく、水遊びがしたくなると"ミャーウ”と、水道に水をためてもらうまで鳴き続け、横で見守ってもらっているのを確認した上で遊び始め、こっちが疲れて場所を離れると水遊びをやめて、後をついてきます。

猫ってインディペンデントな動物だったと思ったんだけど・・(と少なくとも私が日本で飼っていた猫たちは、一人でいるほうが好きでした。)やっぱり、この国にいると動物たちまで人なつっこくなってしまうのかしら・・。

0020/11/16

やっぱりCent Focs!





土曜、ひさびさにお気に入りのレストランCent Focsにいってきました。
プラザカタルーニャのすぐそばというめちゃめちゃ便利なロケーション、シンプルでシックな雰囲気、おまけにお料理も、見た目もきれいでおいしい、にもかかわらずお値段がとてもお手ごろ・・・(前菜、メイン、デザート、ワインを頼んでも一人20ユーロ前後・・とってもお手ごろでしょ?)なので私的にはおススメレストランNO1なのですが、問題はいつも混んでいること・・・(やっぱりファンが多いみたいです。)

ただたまたまこの日は、予約をしていなかったにもかかわらずちょうどお客さんの入れ替わりの時間に重なったようで15分ほど待つだけで入れました(ラッキー☆)

ちょっと時間が遅め(11時くらい)だったので軽め夕食にしようとのことでオーダーしたのは Pupurri de Centfocs (前菜の盛り合わせ)、Crema de Verdura (野菜のクリームスープ)とPechuguillta de pollo con salsa roquefort(鶏肉のロカフォート・チーズソース添え)(写真を撮ってみたのですが、携帯電話についているカメラだったのでうまく写っていないかも・・・)

とくにヒットだったのは前菜の盛り合わせ、サラダ、ハモン、チーズ、クロケッタ、カラマリが盛り合わせられていて、二人だとそんなにたくさんのお料理を頼むこともできないので、いろいろな料理を少しずつ楽しめました。(でもこの一皿だけでもかなりの量で、2皿目スープにしておいてよかった・・・)

比較的新しいのでガイドブックには載っていないようなので、観光客らしき人たちは少ないのですが、地元の人たちには大人気です。他の人気レストランに比べると、比較的待ち時間も短いと思うのでおススメです!http://www.centfocs.com/

0020/11/13

1年半の夏休み、お別れ会はゲイバーで

友達のLolaが来週から南米に一年間旅行にでかけるとのことで金曜はお別れパーティでした。
彼女は8月で仕事の契約が終わっているので、合計すると1年半の夏休み・・・スペインでは”Ano Sabatico"といって、どこの会社でも1年間休職できるシステムがあって、結構利用している人も多いのです。火曜にはベネズエラに到着なそうで、ベネズエラは夏!”早くビーチでビールが飲みたい!”っていってました;)
お別れ会の場所はなんとゲイバー、ゲイのお兄さんたちが歌を歌ったりちょっとしたお芝居をしたりしてかなり盛り上がりました。このゲイバー el Cangrejo (住所:Calle Monserrat 9)の周辺には個性的な小さいバーが並んでいてバーのはしごをするのも楽しいかも。です。

0020/11/11

サルサの前のおやつはBIKINI!

サルサのレッスンの前にいつもメリエンダ(おやつ)によるのがレッスン先のすぐ隣にあるBracafe。チェーンのカフェでスペイン版ドトールです。

そしておきまりのメニューはBIKINI、ハムとチーズのサンドイッチのホットサンド(たぶん専用の機械で
パニー二風にしたもの・・・私って実はパニーに好き?)オリーブオイルでこんがり焼かれてとろけたチーズがおいしいBIKINI、Bracafeでは1ユーロなり。

レッスンが終わったらもうひとつ食べよーっと。夜の12時まで開いているのもうれしい・・・。
お手ごろな値段でおいしいBIKINIのおかげか、このBracafeサルサのレッスンの前はみんなのメリエンダの場所になっています!


←サルサのレッスンの様子@Antilla. Antilla は私的にはバルセロナで一番のサルサクラブです!
http://www.antillasalsa.com/)













Conesa のパニー二・バルセロネーゼ

おいしそうなサンドイッチの写真がずっと以前から気になっていていこういこうと思いつつ中々いけなかった近所のサンドイッチさん"Conesa"

つい最近やっと足を踏み入れたのですが、実は50年の歴史をもつ"行列のできるサンドイッチ屋さんであることが発覚!(もちろん私が行ったサンツ店では行列はみたことがないのですが、カテドラルの側の本店は行列ができることもしょっちゅうのよう。

それもそのはずでサンドイッチのメニューは51種類。ベジタリアンの私にうれしい”Hambruguesa Vegetariana(ベジタリアン・ハンバーガー)”もあってこれがまた、とってもおいしい!いわゆる典型的なフランスパンのサンドイッチとは違って、サンドイッチしたあとにパニー二風にパンがトーストされていてとても香ばしく、カリッとした食感がさらにサンドイッチのおいしさを増す感じです。

バルセロナ散策でちょっとおなかがすいたときにぴったり!です。
サンドイッチエリア"Conesa(コネサ)”
http://www.conesaentrepans.com/

0020/11/10

ごキゲンなギリシャレストラン"Dionisos"

Otilliaの展示会のオープニングの
2次会で訪れたギリシャ料理レストランがこれまた個性的・・金曜のよるいきなり10人グループだったので、やっとのことで予約がとれたシウタデリャ公園そばのレストラン”Dionisos"

到着したのが11時近く、みんなかなりおなかがへっていたので、手際よく前菜が運ばれてきたのは良かったのですが、
そのあとなかなかメインが運ばれてこない・・・。とメインかとおもいきや、ウエイターさんたちがお皿を”投げて割るために”と配り始め、何が始まるのだろうと思ってみていると、レストランの真ん中にスペースを作ってウエイターさんたちがギリシアの伝統舞踊(らしきもの)を踊り始めました・・してお客を次々にまきこんでいき、踊りの輪が広がって・・。かなーり盛り上がってきたのは良かったのですが、ウエイターさんたち全員踊りに夢中になってしまってサービスは完全にストップ。
メインが運ばれたのは約1時間半後でした・・・。

まぁお料理はボリューム満点でおいしかったし、ウエイターさんたちはフレンドリーだったし、いっか・・。
と、やっぱり仕事は楽しみながらするのが一番!と踊りに夢中になっているウエイターさんたちを見ながらそう思ったのでした。

このレストラン、まだまだ踊りたい人のために、レストラン終了後はクラブとして営業するみたいです。(仕事が終わったウエイターさん用・・かしら?)スペイン料理もよいけれど、ちょっと違ったものも試してみたいという方にお勧めです。(お料理、伝統舞踊ともにかなーりディープな地中海のフレーバー満点です!)
Restaurante Dionisos (レストラン ディオニソス)
http://www.dionisos-bcn.com/

スペイン人から見た日本@Zenbu gallery

金曜にOtilia(このブログにときどき記事を書いているDiegoの彼女)の写真展のオープニングに行ってきました。日本に住んでいたこともあり、日本が大好きな彼女の作品のテーマはやっぱり"日本"。
彼女が東京を訪れたときの一コマが、彼女らしい"近未来的”なトーンで表現された作品。

彼女にとっては、日本は”夢の中にでてくる”都市なんだそう。そういえばこの間、なぜか話が盛り上がってしまった銀行のコールセンターの男の子もそんなことをいっていたような・・・。彼にとっての"Tokyo"はブレードランナーに出てくるような未来都市だそうで、憧れの土地だそうです。

確かに、いろんな意味でまだまだアナログなスペインに比べればそうかもしれないけれど・・・そんな近未来都市で、だけどある意味無表情な生活が窮屈で逃げ出してきてしまった私にはアナログだけど表情豊かなスペインの生活のほうがずっと居心地がよかったりします。

と、オープニングは大盛況で、ギャラリーのオーナーさんが日本人ということで何人か日本人の方もいらっしゃっていました。バリオ・ゴティコのお茶ものめる素敵なスペースなのでぜひ!http://www.zenbugallery.com


0020/11/02

サロン・デ・マンガ@ホスピタレット


存在してるのは知っていたけれど、ここまで盛り上がってるとは知らず、マジでびっくりしたのがここ数年恒例で行われている”サロン・デ・マンガ”。・・・マンガ好きの人のためのイベント、いわゆる東京ゲームショーの”マンガ版”みたいなもの(とあまりうまく説明になっていない・・・)。いくら日本をテーマにしているとはいえ、あまりにも”おタク”ちっくすぎて近寄る気にもならなかったのだけれど・・・。いまやわが街ホスピタレットにとっては大切な一大イベントになり、今回は 展示会場があまりにも近所なので無視するわけにはいきませんでした。
っていうかスペインの”おタク人口”の意外な多さにびっくり、連日雨なのにすごい行列で、仮装をしたら入場料がタダになるからか、それとも単に仮装したかったのか、(それにしてもあれで地下鉄乗るって相当勇気ある・・・)うちのご近所さん中仮装したスペイン版アキバ少年・少女であふれてました。ちょうどハロウィン重なってから、まぁちょうどよかったのかも。