0024/03/26

3月29日 ゼネラルストに要注意!

バルセロナかなり暖かくなり、昼間は半そででも大丈夫なくらいの気候です。
天気がよくなって、これからますます出歩くのが楽しい時期・・。なのですが、最近やたらと多いデモ。

たいていの場合は、かなりの数の警官も出動し、観光客の方には影響はないのですが・・。

3月29日はゼネスト、で、かなり大規模なものになるよう。
ストをやっている側の意図としては"お店が全部休業、消費者も何も買わない"日になるようにするのが目的らしく・・。

↓ うちの近所のOcupaに占拠されたビルに掲げられたデモの告知。
"サンツ休業 3月29日は 働かない、消費しない"って書いてある・・。だけどあんたたち3月29日じゃなくても働いていないやん・・ってなかなかツッコミがいのある旗です・・(苦笑)
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ただ、ストに参加せずに働きたい人たちもいるわけで・・・(その分もちろんお給料からは天引きされるし、この不景気に大変です・・(> <))

去年のゼネストの日も、スペインのデパートエルコルテイングレスなんかは開業していたそうです。ただ従業員に対してはかなり厳重な警備がされていたようですが・・。

おそらく、今年も全部が全部しまるというわけではないと思うのですが、念のため買い物は前日に済ませてしまったほうがよさそう。

あと可能な限り、カタルーニャ広場周辺にちかづくのは避けたほうがよさそうです。
おそらくデモの中心会場になると思うので。

普通にしていれば巻き込まれることもないとは思うのですが・・・ほんと、デモ頻発でバルセロナここのところ落ち着きません・・。

0024/02/21

アートでおしゃべりするSNS Pinspire

最近、私も若干はまり気味のSNS・・・^^;
私の場合は普段はあまり連絡をとることのない日本の友だちや家族とゆるーいコミュニケーションがとれるのがうれしい^^
そしてアート好きの友だちから、教えてもらった、アートなSNS、Pinspire。
ヨーロッパを初めとする世界20カ国で人気だそうで、日本でもサービスが開始されたそうです。

入り口からもう、きれいなコラージュみたいで写真・アート好きの人ははまってしまいそう。

インターネットで見つけたお気に入りの画像を
自分のコレクションボードにどんどnコラージュ&スクラップして世界中の友だち(知り合い?)とシェア。
他人がピン(貼付け)した画像がきにいったら自分のコレクションボードにリピン(再貼付け)することもできる、アートでコミュニケーションするSNS。

アート好きなら(もちろんそうでなくても)
一度チェックしてみてください♪
http://www.pinspire.jp/

0023/12/18

スペイン中から聖なるクリスマススイーツ大集合@Caelum

12月にはいってからはバルセロナもクリスマス一色です。

そしてクリスマスといえばスイーツ!?☆
基本的に甘いものが大好きはお国柄のようで、イベントごとにそれにちなんだスイーツがあるのです。

そして地方ごとにも"ご当地スイーツは違うようで・・・。たとえばバルセロナの代表的なクリスマススイーツはTurron(トゥロン)と呼ばれる板チョコのようなお菓子。
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私もスペインのほかの土地の"ご当地クリスマススイーツ"はあまりくわしくないのですが、
バルセロナでそんなスペイン中からよりすぐったクリスマススイーツに出会えるのが、カフェ"Caelum(カエルム)"。

年中とおして、教会でシスターたちが作っている"聖なる手作りスイーツ"に出会えるこのお店。
この時期は特別なクリスマスデコレーションがお店中に施されて、いるだけで幸せな気分に浸れます・・・。

↓トレドからやってきたスイーツ。魚のかたちをしたマザパン
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↓こんな風にスペイン中からやってきたクリスマススイーツが所狭しとならべられています。
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↓クリスマス仕様のウインドー
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↓手作りのエンジェルのオブジェたちもお店を飾っています。販売もしているので、気に入った子がいればつれてかえることも可^^
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遺跡を改築した地下のカフェスペースはバルセロナの人たちにも大人気。聖なる雰囲気いっぱいのスペースはいつも、明るいおしゃべりであふれています。

サンタルチアクリスマスマーケットのすぐそばなので、ショッピングのあと、ほっと一息。
クリスマスの幸せな空気で満たされた空間で、ハーブティとシスターたちの作ったスイーツ。
バルセロナのクリスマスを120%満喫できます♪

カフェ&スイーツショップ Caelum
住所:Calle Palla 8
カテドラルから徒歩1分です。

0023/12/07

とっても気になる一冊♪井上雄彦Meets ガウディ"Pepita"

バルセロナ、ガウディ・・という文字をみると、まるで身内の話をされているかのように(ガウディ様、厚かましくてごめんなさい・・・、尊敬の念故なので、お許しを^‐^;)ピン!と反応せずにいられないのですが、最近、ピン!ときた一冊が "Pepita(ぺピータ)"という本。 Pepita(ぺピータ):井上雄彦Meets ガウディ スラムダンクという漫画を描かれた井上雄彦さんがガウディの作品を追っていく、創作ノート。 彼のイラストや、バルセロナの風景の写真+取材映像や、サグラダファミリアで働く職人さんたちへのインタビューと、バルセロナとガウディのエッセンスがぎっしりつまった一冊のよう。 正直漫画には興味ゼロ、"スラムダンク"って名前は聞いたことあったのですが、どんな漫画だったのかもしらず・・(ファンの方ごめんなさい・・・)。 ただこの書籍に関する井上さんのインタビューを読んでいるうちに、ぜひ読んでみたくなりました。 バルセロナを訪れたことがある人は、旅の懐かしい風景に、再会できることは間違いないし、井上さんによって描かれたバルセロナ、ガウディの風景は、新しく、美しいはず。 バルセロナを訪れたことのない人はきっと、"バルセロナに絶対いかなくちゃ"そんな気分にさせてくれる一冊の気がします。 ってまだ読んでいないのですが・・・。この街に住んでいる私にとっては、井上さんの描く風景がどんな風に響くのかな・・。次回日本に帰るときまでのお楽しみです! ↓Pepita オフィシャルトレーラー ↓ガウディの生家登場!(タラゴナのReus/レウスというところにあります) 関連インタビュー(深い・・です。ぜひ読んでみてください!) ケンプラッツの井上雄彦さんのインタビュー「ガウディと職人たち」 バルセロナ・ガウディ・Pepita

0023/12/04

サンタルチアクリスマスマーケット営業中です★

今年は若干ともるのが例年よりおそかったものの、11月の最後の日にクリスマスイルミネーションもはじまり、街はクリスマスムード120%

そして、毎年恒例のカテドラル前のサンタルチアクリスマスマーケットもイルミネーションの灯った日に、営業開始!
(たて看板には12月3日からと書いてあったのですが・・フライング?!)

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バルセロナでは一番規模の大きいこのクリスマスマーケット。スペインの典型的なクリスマスデコレーションからバルセロナのあるカタルーニャ地方どくとくのものまで。
この時期にしか手に入れることができない、レアアイテムのオンパレードかも。

ショッピング目的でなくても、マーケットをみてあるいてるだけでも、クリスマス気分が満喫できてお勧めです♪

サンタルチア クリスマスマーケット
12月3日から12月30日まで
カテドラル前にて

0023/10/02

ヨーロッパの発明はやっぱりアートでおしゃれ!?バルセロナ発明博物館

ピカソ、ダリ、ガウディと、世界的な芸術家を生み出し、"モデルニスモ"という独自の建築スタイルの発祥地でもあるバルセロナ。
町中にあふれる世界遺産もさることながら、この街の"クリエイティブで自由な空気"に魅了される人も多いはず。

そんなバルセロナの"今"の空気を博物館にしたらきっとこんな風になるんだろうなぁ・・というのが"バルセロナ発明博物館"(元の名前は"Museu d'idees&invencions de Barcelona Museo de Los Inventos y ideas"直訳すると"バルセロナ発明とアイデアの博物館")。
国内外のメディアで取り上げられこともある、スペインを代表する発明家Pep Torres(ペップ トレス)の、キャリアの集大成ともいえる博物館だそうで・・・。

カテドラルの近く、バルセロナ市庁舎のあるサン・じゃウマ広場から旧市街の石畳を約2分ほど歩くと。世紀を経た、由緒有る外観の建物を飾るカラフルなウインウに出くわします
この"ミスマッチ(計算されたミスマッチ?)もなんだかバルセロナらしく、思わず足を踏み入れずにいられません。


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博物館の中は、ヨーロッパ中からあつめられた発明品がところ狭しと飾られています。日本人の私の目からすると、発明品というよりは
"工業デザインにすぐれた便利なものたち"と"現代を風刺したアイテムたち(でもいやみではなく結構笑えるものがあったりして・・)"という感じ。
常設展示の発明品たちは使用方法を説明したビデオが併設されているので、言葉が100%わからなくても結構たのしめます。

モデルニスモ建築のあいまにぜひ、"21世紀のバルセロナ"の作品も鑑賞してみるのもよいかも・・・。
知る人ぞ知る、次の世代には博物館創設者ののPep Torresも"21世紀のガウディ"として世界に名をはせているかもしれません・・・・。
(実際、博物館が主催して、"第2のガウディ"を生み出すべく、子供たちの創造力を高めるアクティビティやコンクールを行っているそうで、将来が楽しみです!)

博物館をはいってすぐのミュージアムショップは日曜も営業しているので、99%のお店が休業しているバルセロナでは貴重な存在です。

バルセロナ発明博物館(MIBA:Museu d'idees&invencions de Barcelona Museo de Inventos e Ideas )
住所:Calle ciutat7
ウェブサイト:www.mibamuseum.com

0023/08/11

モデルニスモのルーツがわかるバルセロナの新名所”カタルーニャモデルニスモ美術館”

日本では"ガウディ"の名前が一人歩きしていて、(それはそれですごいことだと思うのですが・・)
"モデルニスモ"という言葉、ぴんと来ないひとも結構いるのでは・・(実は私もその一人でした。)


"モデルニスモ"という言葉はきいたことがあっても、それが19世紀末から20世紀初期にかけてカタルーニャ地方で生まれたこの地独特の芸術の流れ、であるというきちんとした定義を知ったのはつい最近(お恥ずかしながら・・)
ということはモデルニスモの作品は必然的にカタルーニャ地方でしか見ることができない、んですね。(当たり前ですね・・でもそれもほんとつい最近気がつきました)。
長く暮らしていて、普通にご近所さんの建物にもよくみかける建築様式なので(なんといってもうちのご近所さんには古い建物が多いのです^^;。)"モデルニスモ"ぼけしてしまっていたのかもしれません・・。


でも、ということは、バルセロナにきたらガウディと並んで"モデルニスモは絶対に見るべし"。
もちろん、町のいたるところにモデルニスモの建築はみることができるのですが、モデルニスモのルーツをたどりながらこの時期の代表的な芸術家の作品をまとめて干渉できるのが、新しくできた"カタルーニャモデルニスモ美術館"です。

↓ もちろん、建物はモデルニスモ建築です。Enric Sagnierの作品です。
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ガウディの製作した家具や装飾品はもちろん、彼とほかの芸術家とのコラボの作品や、
やはりモデルニスモの代表作といえる、カタルーニャ音楽堂サンパウ病院の装飾を手がけたエウセビ アルナウの作品などが1000平方メートルのスペースにところ狭しと並べられています。


また、モデルニスモの起源のひとつとなった現実派の作品も多く並べられ、見ごたえはかなりのもの。

アメリカの雑誌"Elle Decor"にも、"バルセロナで訪れるべき5つの美術館"にえらばれたそう。
(ちなみに、Elleの記事はこちらからどうぞ

ほかの美術館や博物館と違って月曜開館なのも、便利です。
また毎月第一日曜はプラス2ユーロでガイドツアーに参加できるそう(英語・スペイン語・カタルーニャ語のみ)。見ているだけでももちろん楽しめるのですが、やっぱり説明がきちんとあると理解も深まり、感動2倍?の気もするので、スケジュールがあえばぜひ参加をお勧めします♪

ガウディの作品をさらに深く知りたいなら必見のバルセロナの新名所です。


カタルーニャモデルニスモ美術館(MMCAT)
住所 Calle Balmes 48 (カサ バトリョから徒歩約5分)
開館時間 月曜から土曜 朝10時から夜20時まで
     日曜 朝10時から14時まで
URL:http://mmcat.cat/site/