0021/09/29

地下鉄工事に注意!

きのうほんとに久々に地下鉄にのりました。
あの蒸し暑さとスリのうわさ、そして閉所恐怖症もあり地下鉄は苦手・・なのですが、仕方なく・・。

久々の地下鉄にちょっと緊張しながら駅をきょろきょろしていると、どうも乗ろうとしていた5番地下鉄(L5)が工事中らしいことが判明。どきどきしながら、アナウンスを聞いているとどうも私の行き先には直接関係がないようだったのですが・・、観光客の皆様、そしてなかでもサッカーファン、中村選手をはるばる応援にこられるみなさまには大きく影響しそうなので、ご報告・・です。

今年の11月には工事も終了とのことなのできっとだいぶ前から工事が行われていたとは思うのですが、当然のことながら昨日まで、地下鉄が止まっているのは知りませんでした。

しかし、仕方がないのですが、この工事のアナウンスもカタラン語とスペイン語のみ。せめて日本語とはいわなくとも英語でのアナウンスもしてほしいところです・・・。

バルセロナの地下鉄工事で影響がでている駅、線(工事は11月9日終了の予定)

↓ディアゴナル駅の乗り換え案内。L5、L3そしてFGCのロゴ。かなりわかりやすいです。
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-地下鉄5番線(こちらでは”L5”と記されていて、地図には青色で示されている線です。)のカンプノウのあるCollblancからCan Boixeresまで地下鉄運休。ちょうどRDC EspanyolスタジアムのあるConrnella Centre駅をつなぐ線です。工事終了まではL5でサグラダファミリアからスタジアムまで直行!はちょっと無理。ちなみに、この駅の間をつなぐ臨時のバスも出ていないようです。まぁ歩こうと思えば歩ける距離ではあるんですが・・・。(もちろん周辺の地理をかなり知っているという前提で)


-カサミラ近くのDiagonal (ディアゴナル)駅の地下鉄5番線(L5)と3番線(L3)の乗り換え通路が工事により使用不可。乗り換えには一旦、改札を出ないと行けません。でもただ単に乗り換えるだけだったら、同じチケットが使えます。(回数券の人も同じです。)

というわけで・・・RCD Espanyolのスタジアムに行くのは、通常なら地下鉄一本で中心街からの行けたが工事のおかげでちょっと不便になっています。

代わりの行き方としては、

-地下鉄(L1かL3)でエスパーニャ広場(Plaza Espanya)までいきFCG(カタルーニャ州営鉄道)に乗り換え。Cornella-Rivera駅下車。エスパーニャ広場駅からでているFCGの各駅停車の電車ならほぼ全部この駅に止まります。各駅停車で8つ目の駅です。

しかしほんとに11月に終わるのかかなりあやしいこの地下鉄工事・・・。(というか工事自体はもう何年目に突入のことやら・・・)。まぁ交通の便がよくなるのはいいことなのですが、私がバルセロナにきてから地下鉄工事のなかった年がなかったような・・。まぁ、気長にバルセロナの地下鉄の完成(拡張?)は気長にまつしかなさそうです。

あ、ちなみにスリ、いやそれらしき人もみかけませんでした・

0021/09/27

メルセ祭2009:Correfocパレードの使用前と使用後?

”毎年同じ・・・”と思いながらも、やっぱりでかけずにはいられないメルセ祭

今年はコンサートも結構充実(と私の好みの音楽のコンサートが多かっただけ・・という意味でもあったりしますが・・^^;)していて満喫しました。(今日は最終日!)

そしてそれこそ”毎年まったく同じ”なのに飽きずにメルセ祭。のたびに見に出かけているのがCorrefoc(コレフォック)とその前日の花火なしのパレード。パレードの構成はまったく一緒なのに、ぜんぜん違ってみえるこの二つのパレード、私は勝手に”Correfocの使用前と使用後”なんて呼んだりしているのですが・・・。

↓9月25日、”Correfoc"パレードの”使用前?”まだ竜は火を噴いていません・・・、和やかな雰囲気のパレード。
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↓こちらはヴィデオ、Batucada(バトゥカーダ)と呼ばれるパーカッションのグループの演奏はこのパレードの定番です。


そして、26日はいよいよCorrefoc!カテドラル近くの大通りを通って港のほうにパレードは進みます。

今年も花火の下をくぐるぞ!とばかりにちゃんと火花が飛び散ってもいいような格好で下準備!しかしながら到着してみると、あまりの花火の派手さにかなーりしり込みしてしまいました。
ただ単に”火花が飛び散ってもいい”格好だけじゃなくて、”全身装備”が必要だったみたいで、なかには
"防煙めがね”みたいなのまでばっちり着用のツワモノも。

↓遠くから見てる分には楽しいんですが・・・。

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↓グエル公園のシンボルのドラゴン(ちょっと見えにくくてごめんなさい)ももちろん参加!

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でもなんとかトレーナーでクビと耳を覆ってパレードに参加。
やっぱりこのスリルは病み付きになります・・・。

↓これはパレード参加中に必死で取ったヴィデオ。かなーり"死に物狂い?”で撮ったので、ちょっと画面が揺れたりしています・・ごめんなさい!一見、"テロ?”とか思ってしまったりするんですが・・・。花火の音と飛び散る火花とで・・でも単なるパレードです!



しかし、おどろくのが子供たちがぜんぜん怖がらずに、きゃーきゃーいいながら火の中に楽しそうにはいっていってるのがスゴイ・・・。私なんて小さいころから”火遊びは危ないから気をつけなさい”といわれ
、線香花火でさえ保護者なしではやったことがなかったので、もうちょっと近づくだけでも怖い。しかも火の量が半端ないし、運がよければ?花火を持った人にちに直撃されたりするんです。
でもスペインの人たちって、牛追いといい、トマト投げといい"怪我承知”で騒いでしまうところがスゴイ・・・。

ただ、このスリルは病み付きになります・・・、子供たちが大はしゃぎするのも当然かも。

10月のはじめにうちのご近所さんで行われるパレードには今回の教訓をもとに完全装備で参加予定です!

0021/09/26

バルセロナビギナーズガイド2:みどころ&その他注意点

今回はおふたりのおすすめのみどころと旅行者としての注意点、です。

今回はバルセロナのみ1週間だったのでほんとに満喫されたよう・・・。でもバルセロナやっぱりちゃんとみるなら一週間は必要です!

↓送っていただいた写真パート2。夜のサグラダファミリアの”受難のファザード”。この日はまさに大雨、でひどい雷だったんですが・・みごとビギナーズラック?でおふたりがサグラダファミリアについたころにはすっかりやんでしまったそうです・・。きっとバルセロナに愛されてるんですね☆

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バルセロナのみどころ&注意点などについて

1.T-10の存在 地下鉄はとてもわかり易くて便利。

2.アートチケットの存在20ユーロでカサミラピカソ美術館ミロ美術館カタルーニャ州立美術館をはじめとしバルセロナの7つの代表的な美術館が見れるチケット。かなーりおとくです。)

3.シッチェスの素晴らしさ

4.モンジュイックの中のお土産屋の四角いガラスにサグラダやコロンブスの塔の細工が入っていて底面に鮮やかな色が付いている置物。しかも3.5、 5、 6ユーロと安いです。置物のお土産の中では抜群だと思います。サグラダ近くでも買えるのですが、残念ながら底辺に色が着いてないタイプです。

5.スーパーでお買い物 水、オリーブオイル、ワイン、バルサミコ、アンチョビ、ハム とっても安くて美味しくてびっくり

6.バルセロナ空港で荷物のタグがNRTになっているかどうか

7.バルセロナから出発の際は、ヒースロー到着後、手荷物検査の後にカウンターで日本行きの座席を交換できること。私達は最初前後の席でした。会社が違うので、席は決められないとのことでした。旅慣れた方はわかるのでしょうが、英語もつたない私達のような初めてに近い旅行者はきっと戸惑うし、スペインの航空会社に言われてもちょっと不安でした。ほんとはJTBのしおりにタグも含めて、そのことが書いてあればよいのに。

8.何はなくともセルベサ(笑) ほんとに美味しい 日本で一番美味しいプレミアムモルツの遥か上なのに、値段はスーパーでもバルでも二分の一以下。

9. バルは怖がらずに挑戦 取りあえずのアグア(水) セルベサ(ビール) ビノ(ワイン) でなんだか余裕がつくし雰囲気に慣れますし、あとは指させばみんな優しいのでわかってくれますしね。ランブラス通りは日本では一番有名なので時間の無い人(うちの友達みたいな)もいきますが、おっしゃるようにぼったくられるってのをあんまり知りません。なので楽しいバルとお勧めお料理を勧めてあげて下さい。きっとみんなバルが病みつきになっちゃいますね。カウンターとテーブルで値段が違うと言うのも初めて知りました。


1に関しては確かに、いったん慣れてしまうとすごく便利で値段も安いし・・って感じです。最初は切符の買い方に戸惑ったりもするかも知れませんが・・・、切符の買い方はぜひバルセロナ市内の公共交通手段公共交通手段のページも参考にしてみてくださいね。
あと6に関しては最近やたらとロストバゲッジの話を聞くので、結構重要なポイントかも・・。

9バル、は了解いたしました・・・。ただバルセロナでもなかなか最近”古きよきバル”みたいな場所はすくなくなりつつある気もします。どちらかといえばこっちの人にとってみれば”居酒屋”みたいな存在で、若者たちに人気がなくなってきているのか・・。確かにランブラス通りにはバルを探してやってくる観光客の為にたくさんバルが並んでいたりもするのですが、想像につくようにやっぱりあくまで”観光客向け”(現地の人は”ランブラス通りで飲もう”なんて絶対思いません・・)高くて、お料理の質もあんまりよくなかったりするし、おまけにぼったくられた、という話はよく耳にします。


と、ほんとにいただいたメールを読んでいる限りすっかり、バルセロナになじまれたようで・・・。そんな風に外からきた人たちでもすぐに居心地よく、なじめてしまうのはきっとバルセロナの一番の魅力だと思います。

おふたりで将来バルセロナで暮らしたいとの事、おまちしてますねー♪

0021/09/24

バルセロナビギナーズガイド1:治安編

ブログを通じてご連絡をいただいた方から、バルセロナの感想をいただきました。
海外旅行が生まれて初めて、ということだったので、私のアドバイスで”バルセロナで危険な目にあったのでもう海外旅行は2度とこりごりです”なんていわれたらどうしよう・・・と実はとても心配だったのですが・・。


結局、バルセロナにはめられてしまったようで、日本に戻られてから”バルセロナに恋わずらい”されているそうです・・よかった、よかった!


ぜひこれからバルセロナにこられる方のために、といろいろとアドバイスをいただいたので紹介させていただきますね。こちらに長く住んでいて”バルセロナボケ”している私の意見とは違った部分もあったりするかもしれないので・・。まずは”治安に関して”


↓一緒に送っていただいた写真です。モンジュイックの丘からの地中海の眺め、すごく気持ちいい風景です!

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バルセロナの治安に関してきがついたこと

1.地下鉄のスリ(っぽい人)は朝8時~9時半位が多かったです。


-最終日の夜12時過ぎにサンツ(サンツ駅)で変な若い二人組みにエレベーターから階段まで付いてこられました。一人がエレベーターに乗り込み入り口近くなのに私達を先に出させ途中から待っていたもう一人が合流しました。早歩きしながら交互に後ろをにらんだら諦めて戻っていきました。

-朝8時位にタラゴナ駅の入り口から改札まで水を飲みながら汚い服装のおじさんがついてきました。早歩きで無視したら口笛を何回も吹いて振り向かせようとしてました。改札を過ぎたら戻っていきました。

-昼間、ディアゴナルで若い二人のお兄さんが親切に白人の老夫婦に地下鉄の駅のことを案内してました。そしたら見張り役が私達の隣にいて、メトロに乗ったおじいさんのポシェットのファスナーが空いていました。その後のリアクションは何も取られてない風だったのでよかったのですが。
あんなに親切そうな若者だったのに

-夜11時位、スペイン広場の噴水ショーから帰る際におじさんと若い男が私達を見ながら気づかれない様に、カタルーニャ美術館の階段の上と下で合図し合ってて、若い男が追い越して私達の背後でおじさんと合流して私達の後ろから近づいてきたので、うちの奥さんが荷物を握り締めて後ろを睨んでいたら、去って行きました。私は気づいてなくて一部始終を、その後に奥さんに聞きました。

-9時30分 サンツの国鉄に乗る際に汚いおじさんが何回もうろうろみんなのかばんを見てました。国鉄に乗り込んできてまた繰り返しギャバ駅周辺で私達の車両からいなくなりました。

 スリの感想としたら、おっしゃる様にプロのスリでしょうから、こちらが警戒してるのをアピールしたら、殴って取ることはないし、諦めるという風でした。 但し、はじめから目つきがおかしい奴もいますが3番目のようにとても感じの良い格好良い男の子もいました。最初から全員のかばんを見るようなわかりやすい奴もいますし、本当に握り締めて気をつけて、後は早歩きで無視が一番よいと思いました。 


2.警察を見たら近づかない(地下鉄で警察犬を連れた本物以外) 本物かどうか区別つきません。さわらぬ仏にたたりなしです。


3.出かける時はバックを持って行かない。はなから狙われませんし、それだけで大分気疲れしません。ひったくりにあったら旅がつまらないし怖くなっちゃうし、ホテルで盗まれたらホテル側に怒れますし、確かにこの差は大きいかも。これは別のサイトの受け売りです。もしもっていくなら、財布を小分けに中はぐちゃぐちゃにする。日本人は綺麗に入れすぎなのですぐに財布を見つけられてしまうそうです。これはJTBの現地の人の受け売りですが。席を取るときに荷物でキープしない。当たり前のことなのですが、逆に日本では当たり前にこれをしちゃいます。盗られること自体がないですし。おっしゃるように安全すぎて危機感が無さ過ぎです。


4.モンジュイックの眺めのすばらしさと治安の良さ。


しかし、泥棒を睨み付ける、っていうのもすごいですが。(海外にくると、意味もなくびくびくしてしまいがちですもんね・・)睨み付けられていってしまう泥棒って・・・・。とバルセロナのスリはほとんどがこのレベルです。堂々としていれば被害にあうことはないです。

2、の犬を連れているのも、実は警察ではなく地下鉄の警備員です。私は犬が好きなので逆に近づいていったりしてしまいますが・・・。地下鉄の中では近くにいたほうが、スリもよってきません。

あと3、いわれるまでもなく、私の鞄の中はいつもぐちゃぐちゃ(アレ?)、今まで被害にあわなかったのはそのせいもあるんでしょうか・・。でも確かに鞄に手をいれることはできても、どこに財布があるかわからなかったらきっとスリもあきらめますよね。

4、モンジュイックの治安が悪い・・っていうウワサがあるらしいことも聞きましたが・・たぶん20年前とかはそうだったらしいんですが。今はちゃんとコースから外れなければ(外れると遭難してしまうかも?)
緑が多く、見晴らしがよくて気持ちのいい散歩コースです。ただ人通りはもちろん中心街よりは少ないからそう思われてしまうんでしょうか?

”バルセロナ治安が悪いって聞いていたので、ちょっと拍子抜けしました”とのこと。あと”人がとても親切なのでうれしかった”そうです。
バルセロナの人たちは基本的に旅行者の人たちにとても親切でフレンドリーです。堂々として気をつけてさえいればスリの被害にもあうことはないはずです・・。

と、私はずっと思っていたのですが、このご夫婦も同意見のよう・・・。
あとスリ防止は”睨み付ける”のが一番のよう?これはバルセロナに来る前には練習の価値あり!?

次回はお二人のお勧めのみどころを紹介させていただきますね!

0021/09/22

行列のできるパエリア、今なら空席あり?

ここ1週間でぐっと気温がさがったせいか、海岸で海水浴や日光浴をする人も減ったような・・。

でも個人的には、落ち着いた海岸の風景は大好きです。特に秋の空の色と海のコントラスト、色がずっと夏よりも柔らかくていつまでも眺めていたい気持ちにさせられます。

海岸沿いのレストランも心なしか、夏のころに比べると込み具合はやっと"ひと段落"という感じのよう。
とくに海岸に並ぶレストランの中で、夏はかなりの余裕を持って予約を入れないといつも満席なレストラン"Ca la Nuri(カ ラ ヌリ)"も先週末は、予約をしなくても入れる感じでした。

"海を見ながら食べるシーフードパエリア"はバルセロナの人も大好き、な夏の風物詩。(でも
、考えてみれば、なんてベタな・・・っていう気もしないでもないですが。)
砂浜に並ぶレストランの中でも、ダントツでパエリアのおいしいレストランとして友達の間で評判のCa la Nuriは夏の間は予約なしでいくと待ちは覚悟。そしてゆーっくりと昼ごはんを楽しむスペイン人を待つとなると・・うーん、やめたほうがいいかも・・という結論に。
夏の間はどうも、みなさん海の見えるテラスでは物足りず、海にもっと近い砂浜で食事がしたくなるよう。でももちろんいつも満席なのは”ウワサのパエリア”;)のせいでもあるんでしょうね。


↓一年中海の風景の楽しめる窓際席、冬の海もなかなかです。

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↓砂浜席からのながめ・・・空が秋の色です。

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↓これがウワサのパエリア(一人分15.8ユーロ、二人分より)の写真 by Ca la Nuriファンの友人。職場が近いのでよくいくそうです。平日はそんなに待たなくてすむ、とのこと。

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個人的には、涼しくなってきた秋こそ、秋の風情たっぷりの海岸の風景を楽しみながら、お米料理でスタミナをつけるのにぴったり!と思ったりするのですがどうでしょう・・・。せっかく並ばず楽しめるようなので・・。

私も今年の夏、予約にチャレンジしたのですが見事一度もタイミングが合わず・・・だったのでそろそろ復活戦に挑んでみたいと思ってます!また感想を改めてアップしますね!

レストラン Ca la Nuri playa (カ ラ ヌリ プラヤ)
住所 Passeig Marítim de la Barceloneta 55
(ホテルアーツのすぐそばです)

中心街にも同じレストランの別店があります。もちろん海岸と同じのおいしいパエリアが楽しめます。
ガウディのカサバトリョのすぐそばです!(カサミラからも近い・・です。この二つの建物はご近所さんなので・・)

レストラン Ca la Nuri (カ ラ ヌリ)
住所 Consell de Cent 377

0021/09/18

メルセ祭2009、おすすめはやっぱりこれ!

バルセロナで一番大きなフィエスタマヨール(地区の守護聖人を祝うお祭りです。)、メルセ祭がいよいよ来週行われます。
そろそろ”前座”として今週末あたりからいろいろなところでコンサートなどのイベントが始まるよう・・・。
本格的にお祭りが始まるのは23日で27日まで続きます。

毎年のように見逃せないイベントが目白押し、なのでプログラムをなるべく早めにゲットし、気になるイベントをマーク。普段は結構な値段のするミュージシャンのコンサートなんかも無料で行われるので気合いが入ります!

ただやっぱりメルセ際のマストはCorrefoc(コレフォック)とCastellers (カステジェース、ごめんなさい、ちなみにカタラン語なのでカタカナ表記あいまいです・・。)、カタルーニャの伝統行事かなと思います。

Correfocは悪魔の衣装(といってもおどろおどろしいものでなく・・日本でいうところの鬼みたいな感じです。)に身を包み花火を片手に、火を噴く竜の人形とともに行われるパレード。花火といっても結構大き目のものを振り回しながら歩くので、当然回りに飛び散ります。子供たちなんかは防火装備ばっちりでパレードに参加したり・・・。
あまりに楽しそうなので、私もここ数年は日が飛び散ってもいい服装でパレードに参加してるんですが、でもやっぱり火は怖い・・近くにくるとやっぱり逃げてしまいます。でもスリル満点!


↓フィエスタマヨールには欠かせないCorrefoc
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Castellersは、人間ピラミッドよりさらに難しい"人間タワー"。メルセ際ではバルセロナの各地域のグループが競い合います。これは込み合うことが予想されるので、ちょっと早めにサンジャウマ広場にでかけて場所を確保しておくのもよいかも。


↓日ごろの練習の成果を競い合います。高さはかなりのもの。

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ちなみにスケジュールは
- Correfoc
日にち:9月26日 20時30分より(25日には前座の花火なしのパレードが、また26日の18;30分からは子供たちによるパレードが行われます。)
場所:カテドラル近く、Via Laietana通り

-Castellers
日にち:9月24日 12:30分より
場所:バルセロナ市庁前、サンジャウマ広場

メルセ際の詳しいプログラムはメルセ祭のウェブサイト(スペイン語と英語)を見るか、各ツーリストインフォメーションセンターで手に入れることができます。
たぶん、今週末くらいにはアップしてるはず・・・。私もさっそくチェックしにいくつもりです!

0021/09/15

バルセロナの9月の空模様、傾向と対策

2日前までのさんさんとした太陽と30度ちかい気温は嘘のよう・・。
いきなり昨日、昼間から"ひょう"が落っこちてきました。そのあとは雷と雨の大合唱・・・。
夕方になると収まりましたが、また今日も雨です。

↓"雨"もモデルスモの大御所の手にかかるとこんなに美しく。ガウディ作のステンドグラス、カサバトリョにて。

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気温はぐっと下がり、長袖の羽織ものが手放せません。おとといまでは昼間はノースリーブでも暑いくらいだったのに・・。

バルセロナの9月の天気、例年のことですがかなり変わりやすいです。
嵐がきたかと思えば一時間後は青空が広がったり・・・と極端です。
とくに9月は雷と、嵐の多い月、のような気がします。(日本の台風の季節、と似たようなものなのかもしれません)


雨の強い日は残念ながらバルセロナの街をぶらぶら散策・・・というわけにもいかないので、私のオススメルートとしては


-Passeig de Gracia(パセオ デ グラシア)周辺:
バルセロナの大通りのひとつ。カサミラとカサバトリョカサバトリョというガウディの大御所作品の内部を見学してるだけでも数時間は過ぎてしまうはず(入り口に行列がないといいのですが・・)。そのあと、美術館好きならすぐ側のアントニオ タピエス美術館へ。ショッピング好きなら通りに並ぶお店を見ていれば軽く一日過ぎてしまう気も・・・。
それぞれの建物がほぼ隣り合わせでならんでいるので、雨もあまり気になりません。


-MNAC(カタルーニャ州立美術館)とCaixa Forum
アートの好きな方にオススメのルート。MNAC(カタルーニャ州立美術館)MNAC(カタルーニャ州立美術館)は巨大で見ごたえのある美術館です。
そのあとすぐそばにあるCaixa ForumCaixa Forum(カイシャ フォーラム)へ。ここでも常にヨーロッパの著名なアーティストを中心とした作品展が行われていて無料です。疲れたら美術館のカフェで一休み。


ただ、雨といっても集中的にふってすぐにやんでしまうことが多いです。
雨上がりのバルセロナの街もなかなかきれいな色。

↓雨あがりのゴシック地区、プラザレイアールの一角。ちょっと絵になる風景です。

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でも、個人的にはやっぱりバルセロナには青空が一番似合うと思います!

とはいえ・・向こう3日の天気は天気予報のページで確認をおすすめします。(それ以上先になるとあたる確率もぐっと下がるので・・・)

0021/09/12

モンジュイックからの眺め: サグラダファミリア

9月にはいってすこしは暑さが和らいだとはいえ・・今日も太陽のさんさんとする夏日でした。

うちの近所のモンジュイックの丘からの眺めです。モンジュイックの丘にあるモンジュイックの城からの眺めはたぶん、バルセロナのではティビダボの丘の次くらいにいいのでは・・(ちなみにこれも37階だてのホテルアーツとか、除いての話ですが・・・)天気のいい日は地中海の眺めと、海から吹いてくる風がすごく気持ちいい場所です。日本のガイドブックにはあんまり紹介されていないのが残念・・。

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ちなみに以前紹介した、コンデス デ バルセロナのテラスからはカサミラ だけでなくサグラダファミリアも見えますよ!とのご報告をいただきました。 
コンデスからだとカサミラとサグラダファリアは同じ方向にあたるはずなので、カサミラのバックにサグラダファミリアの塔が見える・・って感じなのかしら?
したらかなーりフォトジェニックな風景・・です。

0021/09/10

ニセ警官に注意!: バルセロナの治安について

8月にバルセロナに旅行をなさっ方たから、ご連絡をいただき・・。
治安どうでした?とたずねたところ、被害にはあわなかったけれど、"ニセ警官にパスポートとお財布を見せられるようにいわれました"とのこと。
彼女たちは堂々と交わしたらしいです。その度胸、すばらしい!ニセ警官も彼女たちに太刀打ちできず
すごすごと引き下がったそうです。(結局そんなもんです・・。)

このニセ警官のうわさ?、なんどか他のサイトのコメントでもみかけるのですが・・なんでも、彼女の知り合いでバルセロナにいった人の80%くらいは遭遇しているそうで、かなりの確立で出没してるみたいです。

なので、まずバルセロナで警察に声をかけられたら、ぜひ疑われてみることをオススメします。
対処法としては、言葉がわからないフリをして立ち去るのが一番です。
本物の警察なら観光客にちょっかいを出すことは考えられません。(と、あまり助けてくれない。っていうのも逆に困りものなのですが・・・)

というか、私にしてみれば、

1、まず警察官がお金にもならないようなパスポートのチェックを行うとは考えにくい
ほんとバイクにはバンバン罰金をかけてくれるので、かなり怒っているのですが・・ほんとつまらないことで・・・。それに日本人の観光客の人たちって、やっぱりぱっと見てわかるし、こちらでは評判がいいんです。そんな罪のない人たちに警察がパスポートチェックを積極的にするなんてありえないです。そんなに警察がはたらきものだったらまずこんなにバルセロナにスリはいないはず・・・(あとパスポートはコピーで十分なので、普段はコピーを持参されることをオススメします。)

2.英語を話せる警察はほとんどいない。
まず英語が話せる自体で結構怪しいです。英語を話せる警官がいる交番もありますが、普段道で巡査している警官が英語を話せるとはあまり考えられません。(やっぱり別の意味、これも困るんですがね・・。)

3.財布を見せろといった時点であやしい。

この人たち"麻薬警官"とかいって検査を要求するらしいですが、本気で麻薬の検査をしたければ昼間から日本人観光客の検査するはずがないです。(本気で見つけたければ、バーとかクラブにいくはずです。)

以前はサンツ駅周辺によく出没する、とのことだったのですが、彼女たちはサグラダ ファミリアのあたりで遭遇したよう。なのでくれぐれもご注意を。

私もサンツの住民となったので、その麻薬警官なるものお目にかかりたく(っていうか見つけたらその場で本物の警察に通報してやる!ッて思ってるんですが)まだ狙われたことがありません・・・やっぱりプロのスリには私が現金持ち歩いてないことばれてるのかしら、さすがプロ。

しかし、お巡りさん、罰金のチケットばっかりきってないで、ちゃんと仕事してください!と思わずにいられない今日この頃です。バイクにはいっぱい切符きってくれるのに、私がゴシック地域でスリにあったとき、すぐ横にいたくせに助けてくれなかったこと私は一生忘れません・・・って感じです。ほんとに・・。


↓馬になんか乗ってないでもっと仕事してください!といいたくなりますが・・・。だってこれじゃ自分で走ったほうが速いような・・・。

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そのほか私なりにバルセロナの治安の注意点バルセロナの治安の注意点をまとめてみました。(詳細はクリック!)よければご参考ください・・
あとスリを寄せ付けない一番のキーポイントは堂々としてること、これにつきます!

0021/09/09

"バルセロナ"な夜を満喫 Cafe da Madeira

バルセロナは治安が悪いから夜は出歩かない・・とのコメントをときどき見かけますェ・・。
ここに住んでる私としては・・・"せっかくバルセロナに来たのに夜であるかないともったいない!"
って感じです。

余暇のことだけを考えながら仕事をしている人たちが80%(や、もっとかも)のお国柄。アフターファイブ(と正しくはセブン、くらいかも知れませんが・・昼休みが長いので)と週末のイベントはかなり充実しています。ヨーロッパからの観光客にはバルセロナに"夜遊びだけ"しにくる人たちもいるくらい・・・。

と、夜の過ごし方にもいろいろあるのですが、私がこっちにきてからしばらくはまっていたのは、ライブめぐり。毎日のようにどこかしらで気軽に楽しめるコンサートが行われていて平日からもよく出歩いていました。音楽のジャンルも、ほんとに多様で、もちろん、フラメンコフュージョン、ラテン、アフリカン、ブラジリアン・・・。、大体の場所ではワンドリンクを飲めば音楽チャージはなし、とか5ユーロとかで、生演奏が楽しめる場所が結構あります。そのお手軽さに、マメに情報チェックして多いときだと毎日どこかに音楽を聞きにに行くなんて事も・・・。

とはいえ、最近は市の騒音に対する規制が厳しくなってきたようで、そんな場所もだんだんと数が少なくなってきているよう・・。

そんなちょっと寂しい状況のなかで、元気に毎日楽しいコンサートを催しているのがカフェ、レストランCafe da Madeira(カフェ ダ マデイラ)です。

もともと音楽大好きなオーナーのJoanさんが、ライブハウスが減りつつあるバルセロナの将来を憂いて?
バルセロナの人たちが気軽に音楽を楽しめるようにと始めたこのカフェ兼ライブスペース。平日は毎日ライブが早めの時間から楽しめます。
(だいたい開始は9時半から10時、ただ木、金は8時から1つ目のグループの演奏が、して日曜は夕方6時からコンサート始まります!。)平日でも次の日のことを心配しすぎずライブが楽しめる時間帯で結構貴重です。

とはいえ、出かけてしまえば平日もなにも関係なくなってしまうのが、スペイン人なので、毎日営業は夜中3時まで。ライブで盛り上がりすぎてお腹がすいた人のためにもキッチンはノンストップでもちろん夜中の3時まで自家製パエリアが食べられます。(タパスも!)


↓この日はラテンのコンサート。演奏しているのはキューバ人?。筋金入りのラテンでした・・・。

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夜中といわずとも、スペインの食事の時間帯になかなかなじめない旅行者の人にとっては、昼夜問わず好きな時間帯にほかほかの出来立てパエリアが食べられる貴重な存在・・。お客さんの顔を見てから作るのでちょっと時間はかかりますが・・魚介類たっぷりのパエリアはなかなか立派・・。


↓Bogavante (たぶん日本語だとイセエビ・・)が立派なパエリアは一人分15.5ユーロ(二人分から)です。
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おいしい食事を楽しんだ後、そのまま同じ場所でコンサート・・・とバルセロナの夜を一件で満喫できてしまうCafe de la madeira。夜の移動がちょっと心配・・でも出かけてみたい・・という方には特にオススメです。(場所も、車と人通りの多い通りに面しているので治安の面でも安心です!)

Cafe da Madeira(カフェ ダ マデイラ)
住所 Via laietana 6(海岸からも程近いです!)

0021/09/06

コンデス デ バルセロナからの眺め-バルセロナの初秋の風景

今日は、昨日と一転して、秋を感じさせる一日でした。
日中も涼しくてとても過ごしやすく、夕方はずーっとうちの近所、モンジュイックを散策。とても気持ちよかったです。モンジュイック周辺は、美術館もたくさんあって、緑も多いのでとても散策が気持ちいいです。

でも昨日は、太陽もさんさんと照っていて、かなり暑くてまだまだ夏日・・という感じだったのに、極端な変わりよう・・さすが情熱の国スペイン?です。

友達がホテルコンデス デ バルセロナのテラスからの秋らしい風情のある写真を早速送ってくれました。とってもきれいなので紹介させてもらいますね!空の柔らかい色が・・あぁ秋だなぁ・・っていう感じです。


↓灯りがともっている建物が、カサ ミラです。

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モデルニスモ建築のホテル、コンデス デ バルセロナのテラスはALAIRE (アルアイレ)というレストラン、カフェ、になっていて特にホテルにとまってなくても入れるよう。このテラスは、ガウディのカサ ミラがきっとバルセロナ一きれいに見える場所だと思います。

夜、カサ ミラの眺めとともにテラスのソファでゆっくり・・・とバルセロナでしかできない最高の贅沢・・。たぶん、こんな風にガウディの作品を堪能できる場所も他にないのでは・・と思います。(もちろん、サグラダファミリアの目の前に住んでる・・・とかいうラッキーな個人宅は別にして)

今年は夏、日本に帰っていろいろとバルセロナでできなかったこともあるので・・・シーズンが終わってしまう前に コンデスのテラスも訪れないと・・です!

ホテル コンデス デ バルセロナ (Alaire)
住所 Passeig de Gracia 73-75

0021/09/03

バルセロナで、おいしいサングリアを探すなら・・・

日本では"スペインの代表的な飲み物"としておなじみになった感じのするサングリアサングリア

日本で何軒か訪れたスペイン料理店でも必ず見かけました。

でも逆にバルセロナでは、このサングリア、普通のレストランやバルで置いているところは少ないんです・・・。
(もちろん頼めば作ってはもらえますが、ちょっと高めのレストランとかだと、サングリアなんてオーダーするとけっこう冷たい目でみられるかも・・・です。悲しいかな。)

サングリアはもともとは"安くてまずいワインをなんとか飲む"ために造られたカクテル(まぁ、別にそこまでしてワインを飲まなくても・・とも思いますが・・・)。
こっちの人にしてみれば、わざわざ普通にワインの楽しめるレストランやバルでサングリアを頼む必要はない、という感じのよう。

もちろんランブラス通り周辺にあるいかにも観光客向けのレストランに行けばおいてあることは間違いないのですが・・・。どんなワインが使われていることやら・・。逆に日本のスペインレストランでのむサングリアのほうがおいしいかもしれません。

そんなバルセロナでもおいしいサングリアが昼間から飲める:) 貴重な場所が、ピカソ美術館側のカフェPrincesa 23です。
お酒が大好きなイギリス人オーナーが経営するカクテル専門店なので、お酒の味にはこだわりが。
サングリアだっていわば、れっきとした"カクテル"。オーナー自身がイギリス人で、スペインに来る外国人がサングリアが大好きなのを知っているからか、ここのサングリアは手抜きなし。ただおいしくてのどあたりも軽いのでジュースのようにごくごく飲めてしまうのがちょっと怖いのですが・・・。

↓サングリア、やっぱりタパスにはよく合います・・
Sangria.jpg

さすが、酒好きが作ったバー。お酒に合うタパスやスナックも充実していて、カフェなので時間帯に関係なく食事や軽食が楽しめるのもとても便利です。

広くて日当たりよくて場所柄か、コスモポリタンな雰囲気がするのもかなり居心地がいいです。
ピカソ美術館を訪れた後、昼間からカフェで一杯サングリア、なんていうのもスペインっぽくていいかもしれません・・・。(ただくれぐれも飲みすぎ注意です・・)

Princesa 23
住所 Calle Princesa 23
(ピカソ美術館から徒歩3分です!)