最近バルセロナの街で一番良く見かける日本の言葉は”Hikikomori"・・・。現在、日本ではあまりにも"日常化”してしまった現象”ひきこもり”をテーマにした舞台劇がバルセロナのVillarroel 劇場で12月から今月いっぱい上演されています。日本文化にとても興味を持った若手の監督Jordi Fauraの作品で、”ひきこもり”を中心に日本の家族の抱える問題が描かれています。この作品、そして”Hikikomori"の存在はかなりのメディアの注目を浴びたようで、大手の新聞に大きく批評が取り上げられました。スペイン人からみてこの"引きこもり”の存在自体、彼らの想像を超えてしまっているようで・・・。ただ反面、スペインとくにバルセロナのような大都市では核家族化が進んだり、生活スタイルの変化で家族と過ごす時間がだんだん短くなっていったり・・・と自分たちの将来を心配する気持ちもあるのかもしれません。
言語は残念ながらスペイン語ですが、興味をもたれたかたはぜひVillarroel劇場に立ち寄ってみてください。
Teatro Villarroel (住所:Villarroel 89)
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