0022/08/13

いよいよ明日から始まります!グラシア地区のフィエスタ マヨール

8月も中盤に差し掛かり、毎日が日曜のような静けさのバルセロナの街ですが・・・

明日から、ガウディのカサヴィセンスのある、グラシア地区で”フィエスタ マヨール”が始まります。
グラシア地区にとっては”一年で一番にぎやかな一週間”になるはず。


↓毎年、コンテストで選ばれるポスター、今年のポスターはこんな感じです。
fiestamayorgracia.jpg





”フィエスタ マヨール”とはかく地区の守護聖人を祝うお祭り。かく地区の”Asociacion de Vecino(町内会のようなもの)”が中心となって、プログラムを組んで、アーティストを招待したり、通りを飾り付けたり・・。

期間中は地区内のいたるところで朝から晩までイベント尽くし(この期間中はグラシアにすんでいる人たちはきっと寝不足なはず・・)。
8月”バルセロナ居残り組み”にとっては”マスト”なイベントです。


8月15日から22日まで行われるグラシア地区の”フィエスタマヨール”。そしてグラシア地区のお祭りが終わると21日から29日まではサンツ地区で、”フィエスタマヨール”が始まります。

地区の住人としては、騒音のことを考えると、複雑な気もするのですが・・^^;。
ま、この一週間、一緒になって楽しもうと思っています。


グラシア地区のフィエスタマヨールのオフィシャルサイト(プログラムなどをチェックできます)
http://www.festamajordegracia.cat/

0022/08/07

バルセロナから姿を消す スペインの代名詞

スペイン、といえばきっと”フラメンコ”そして”闘牛”を思い浮かべる人が多いはず。
そんなスペインの代名詞ともいえる”闘牛”が間もなくバルセロナから姿を消す予定です。


もともと、闘牛がさかんな場所ではなく(バレンシアにいったときは、街の真ん中の闘牛場があって、その盛り上がりようにびっくりしたのですが・・)、かつてあった3つの闘牛場のうち、現在はMonumental(モニュメンタル)闘牛場がひっそりと残るのみ。
こちらに長く住んでいながら、実は一度も見に行ったことがなく、実際いつ行われているのかも知らない・・という感じだったのです。


バルセロナには”闘牛”に反対する人が結構いて(動物愛護の意味で。確かに・・・意味もなく、スポーツとして牛を殺すのはかわいそう・・・。)前々から廃止を要求する動きはあったのですが、先日やっと、法律としてみとめられ2012年をもって、バルセロナでは闘牛が行われなくなります。


かつてバルセロナに3つあった闘牛場も、ひとつは姿を消し、もうひとつエスパーニャ広場前のArenas(アレーナス)闘牛場は現在ショッピングセンターへと改装中。かつての闘牛場の外観を保存した、歴史の香りのする近代的なショッピングセンターへと姿を変えつつあります。


↓建築中のArenasショッピングセンターの様子
arena-de-barcelona.jpg


Monumental(モニュメンタル)闘牛場の再利用法はどうなるのか、ある意味楽しみでもあったりします。
(私ももともと闘牛にはどちらかといえば反対だったので)


闘牛はバルセロナから姿を消しますが、フラメンコはもちろん健在なのでご心配なく!