0021/05/31

観光速報!サグラダファミリア無料開放されます!

来週の土曜6月6日、1年に一度だけサグラダファミリアが無料開放される日です。
(なぜか、毎年開放される日がちがうので・・・不思議なのですが。)

この日は例のごとく、無料開放を利用して地元の人もたくさん訪れるので、いつもよりながーい行列。
あと、この日にかぎっては塔の上に上れなくなるので、もし観光で来られる予定の方はもしかしたら他の日にこられたほうが無難かもしれません・・。

私はこの日を利用して毎年のようにサグラダファミリアの成長?を見に行っています。
10ウン年前にはじめて訪れたときはまったくできていなかった内部も今では、ステンドグラスがうめこまれ、なかなかきれい。


バルセロナガイド協会のガウディツアーのビデオ、サグラダファミリアの中もばっちりうつってます。



でもやっぱり圧巻!されるのは外観でこれも近年毎年かなりのスピードで工事が進んでいるよう。

私が初めて訪れたときはあと200年以上も完成にかかるといわれていたサグラダファミリア。
現時点での完成予定は2030年くらいだそう。(短くなったのは建設方法を変えたから、といろいろ理由はあるらしいのですが)。


この調子だと、サグラダファミリアの完成をお祝いできそうです。

↓今年5月のサグラダファミリアの写真、日に日に成長している教会は生き物みたいです・・・。

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0021/05/30

バルサ3冠獲得!うちのご近所さんたち・・

とうとう、私の恐れていたXデーが・・・
バルサとマンチェスターユナイテッドの決勝戦。バルセロナでは先週から町中のあちこちの窓にバルサの旗が飾られ、バルサのユニフォームを着ている人もちらほら、まさに”町中が待ちに待った日”という感じでした。

きのうは”今日はうちでおとなしくしていたほうがいい”と思い、自宅待機(まるで豚インフルエンザですよね・・・)でも案の定、うちのご近所さんたちのおかげでゴールのタイミングは、テレビをみていなくてもちゃんとわかりました。

バルサがゴールを決めるたび、叫び声が街中に響き渡って(私は5階に住んでいるので、そこまでとどくんだから声の大きさは相当なものなはず・・・)それに引き続き花火の連発・・・。

バルサが優勝したときは車のクラクションが止まらず・・・、その後は例のごとくカタルーニャ広場でCanaletas(カナレタス)というイベントが行われたようです。

カナレタスとは、バルサの勝利を祝うイベントで、たいていテレビ局がスポンサーしてコンサートや花火で派手に祝う・・・というもの。でも、考えれば一日であの大きな舞台を組み立てるのだから"スペイン人やる気になれば仕事は速い!”という感じ。
このイベント、バルセロナ中のバルサファンがあつまるのでいつも”えらいこっちゃ”な騒ぎになってしまい、最終的には警察沙汰・・・昨日も20件ほどトラブルがあったらしいです。

でも、今年はバルセロナあまり明るいニュースがなかったので、バルサの優勝はきっとバルセロナの人たちにとって、元気の素になったはず。

そしてサッカーシーズンが終わり私もほっとしています・・・!

↓バルサの優勝の様子をラテンのリズムとともにどうぞ!

0021/05/24

社会活動もおしゃれ、Teixidorsブランド

ミロ、ダリ、ピカソ、ガウディ・・・とたくさんの世界レベルの芸術家が慕った街バルセロナ。さすが”アート”が生活にふかーく根付いているようで、暮らし始めてからも、逆に暮らし始めてからの方が改めてたくさんの発見があります。

つい最近みつけた”Texidors(テキシドールス)”というブランドもそのひとつ。質のよさそうな、ショールを手にとって見ていたらお店の人が”このブランドは障害者の人たちが一つ一つ機織の手動の機械を使って作っているものなんだよー”と教えてくれました。

↓シックの色合いがいい感じなショール、これからの季節冷房対策にぴったり・・
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↓きれいなブルーの縁取りが”バルセロナらしい”デザインです。
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それだけではなく、このブランドは消えつつある”カタルーニャの繊維工業”を守り続けていく目的で生まれたブランドだそう。

ガウディの活動を支えたグエル氏、やカルベット氏もそうだったように19世紀から20世紀にかけて、バルセロナやカタルーニャ地方を支えていたのは”繊維工業”。バルセロナの市内にもたくさんの繊維工場がありました。(ちなみに今は美術館となっているカイシャフォーラムもかつては繊維工場。モデル二スモ建築の工場はやっぱりおしゃれ・・・。さすが・・・)。

ただその後、グローバリゼーションによるコスト削減などの理由により、バルセロナ市内、周辺にあった繊維工場はすべて閉鎖されてしまいました。

そんな”伝統”の消滅を憂いたできたブランドの一つが”Texidor"です。バルセロナの郊外に工場をもち、
質の高い自然な素材のみ、カシミアやコットン・・だけを使用し、一つ一つ手作りされています。障害者の人のために開かれた職場としての社会的な役割も果たしています。

そんな地元の人たちと、作り手の愛情がたっぷりこもった”メードインバルセロナ”の小物たち。
デザインはさすが、おしゃれで細部、パッケージもこだわりがたっぷりです。

↓パッケージもおしゃれです!
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実は日本にも輸出されているらしいのですが・・・バルセロナだとセレクトショップのCafe de la princesa(カフェ デ ラ プリンセサ:ピカソ美術館すぐ裏)で扱っています!

0021/05/22

パラドールにとまれなくても・・・中世のお城のバルセロナ流再利用方

中世のお城を利用した施設といえば”パラドール”がよく知られています。ただバルセロナ周辺にはあまりなく(車でいける場所に1件あるくらい)・・・残念なのですが。
とはいえ、バルセロナもヨーロッパの街、かつての”お城”や”お屋敷”は街のところどころに残っています。そしてその”再利用”の仕方もいろいろ。

ピカソ美術館のすぐ裏にあるCafe de la princesa(カフェ デ ラ プリンセサ)もそんな、中世のお城を再利用したスペース。入り口が小さめなのでちょっとわかりにくいのですが、中にはいってみると、見事にお城の建築様式をそのままにヨーロッパのハイエンドなブランド品の並ぶブティック。
と、その奥にはアートギャラリー兼レストランが広がっています。(やっぱりお城なのでとっても広いのです。)
とってもアートでまさに”お城”の名前にふさわしい、贅沢な再利用法・・・。

ブティックの品揃えは、一見しただけで”違いがわかる”質のよい洋服やアクセサリーばかり。このお城のオーナーが実際買いつけをしていらっしゃるとのこと、やっぱりセレブの目は本物!です。

レストランは、毎日ジャズの生演奏や、たまにカタルーニャ音楽堂でコンサートをするアーティストがふらっとやってきて、演奏することもあるそう。(やっぱりお城のオーナーのコネクションってすごい!)

バルセロナでパラドールに泊まるのは、ちょっと無理ですが、同じくらい”リッチな気分”が味わえるスペースです。

↓中世の貴族っ晩餐ってこんな感じだったのでしょうか、やっぱり?

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↓お城をブティックにするとこんな感じです。

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0021/05/18

バルセロナをすばやく、安全、お手ごろに回る方法

やっと暖かさも本格的になり始め、街を歩いていると、ぐっと観光客の数が増えた気がします。
これから夏にかけてバルセロナも観光シーズン真っ只中!という感じです。

この季節になってよく見かけるのは二階建ての観光バス。
天気もいいので、2階の席でバルセロナの街を気持ちよさそうに仰いでいる観光客の方々をみているとうらやましい気が・・・。

よくよく見てみると、このバルセロナシティツアーズ(Barcelona City Tours)の観光バス、なかなかお得で、便利なシステム。

まずバルセロナ内に36箇所停留所があって、ほぼすべての観光場所のまん前に止まるので、時間の節約がかなりできる・・・・グエル公園なんかは地下鉄の駅から徒歩約20分・・・なので。あと道に迷う心配もなくなります。
36の停留所間では乗り降り自由で朝8時から夜の9時くらいまでたっぷり効率よく観光スポットが回れます。

また、音声ガイドシステムでちゃんと日本語でそれぞれの観光場所の説明もしてくれる・・・。と7年暮らして思うことはやっぱり、どの場所でも説明をちゃんと聞いたのと聞かないのとでは”感動の度合い”が違うというか・・・。

この間も、ミロ美術館に10回目くらいにいって初めてそれぞれの作品の説明をよみ、さらにミロの作品に対する理解が深まり、魅力が増した気がしました。(ともっと早くよんでおけ!って感じですが、けっこうめんどくさがりで・・・最初から音声ツアーに参加しておくべきでした・・。)

あと、もうひとつ大きいのが治安の問題です。残念なことに、地下鉄でのスリが増えているようなので・・・。(ただ、バルセロナではまだまだ強盗などはめーったにありません)その点、この観光パスだと、まず移動中にスリに合う心配はないので、かなりのびのびした気分で観光できます。


↓2階建ての赤バスは”ロンドンバス”を連想させます。いまいち”ださめ”なイラストがおしゃれな街バルセロナで逆に目を引いたりもするのです・・・これはワザと??
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いわゆる”ガイドツアー”にくらべて自由度が高く、かつ安全でずっと値段もおてごろなバルセロナシティツアー。バルセロナにきたら赤い”バルセロナのロンドンバス”おすすめです!

バルセロナシティツアーズ
ホームページ:www.barcelonacitytour.com(ルートなど詳細がみれます!)

0021/05/14

バルセロナのパエリアガイド、完全版?

前回にちょこっと触れたパエリアの感想、引き続き改めてパエリア批評を送ってくださいました。
ご自宅でもパエリアを作られるとの事だったので、結構”深い”パエリア評論"。まず、バルセロナで続けて4件パエリアはなかなかできない技?なので貴重なご意見です・・。

これからバルセロナに行かれる方(もちろんそうでない方にも!)のご参考になりそうだったので紹介させていただきますね!

今回の”パエリア”レストラン。

セッテポルタス
チャティバ
Can Sole(カン ソレ)
エルチェ


◎セッテポルタス(7portes)
フランサの駅近くの老舗。
老舗だが、観光客が多いせいか、一番ありきたりなパエリアだった。日本でよ
く食べるパエリアという感じ。味は若干濃く、米にも粘り気が強い。
全体に味が濃いが、海鮮そのものが他の店よりもよくないか、もしくは海鮮の出汁ではなく、ソース的な味だったので、おそらく海鮮の出汁をよくとっていない
し、しみこませておらず、パエリアの素のようなスープで米を煮て、後で海鮮等をのせたと思われる。
食べていて量が多いな、と感じた。おそらく量は他のところと変わらないが、味
が濃いのと、海鮮の出汁でなく、ソース的な味だったので、飽きたのかもしれない。

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◎チャティバ(Castell de Xativa)

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から少し歩いたところにあるお店。(住所:Calle Valencia 360)
ここではバレンシア風パエリアを食べた。
バレンシア風ということで、海鮮ではなくうさぎ肉と鶏肉で出汁をとって米を煮るので、今までとまったく違う味だった。
米の食感は少し粘り気がある程度で、エルチェとおなじくらいか。
味がうさぎ肉と鶏肉なので、他のお店と比較はしづらいが、味も出汁が染みていて、エルチェよりは塩加減も若干強いがそれはそれで良いとは思う。
本当のバレンシアのパエリアの雰囲気はこんな感じなのか、と思わせてくれた。

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Can Sole(カン ソレ)

初めの日のお昼にいったお店。海岸沿い、バルセロネータにある。
お米がさらさらとしているのが、日本では食べたことのない食感で驚いた。
日本米とは違うスペインの米を使っているからだろうか。
味は海鮮の味がよく染みこんでいて、美味しい。
少し塩分が濃い目だが、それが海鮮の味を強烈に引き出している気がしたので、
これは参考になった。味は海鮮の味がよく染みているにもかかわらずさらさらと、さっぱりとした食感なので、もたれることのない感じだった。
一緒に食べたイカの揚げ物も美味しいし、食べ応えがあった。
自分ではなかなか作れない味わいで、最初にこれを食べたのですごく感銘を受けた。

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◎エルチェ(Elche)
パラ・レル駅のすぐ近くにある。
塩分が強くなく、他の店と比べると薄味といえる(日本ではこのくらいが普通
かな)さっぱりとした味。海鮮はCanSole同様美味しい。
ここもシンプルながら、上品な感じ。
米の感じは、やや粘り気があり、CanSoleほどさらさらとしていないので、日本のに近い気がした。
全体的に日本のさっぱりとした味のパエリヤの上等版という感じ。
ここも食べていて飽きない。
ここのが自分で作るのに一番近く、とりあえずの目標にするならここかな。

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自らパエリアを作られる、とのことでなかなか鋭いご意見。外国にくると結構なんでもかんでも”おいしい”で終わってしまいがちなので・・・。
食べたいものがありすぎて、たべきれなかったそうなので、バルセロナにまた来たいとのことでした。

次回のレポートも、期待!です。

0021/05/12

おみやげの王道!?おしゃれなバルセロナグッズ

旅行をするとき、結構悩ましいのが”お土産”・・・ひとことで”その土地ならではのもの”といってもなかなかみつからないもの。かといって、”BARCELONA"とかバーンとロゴが入ったものも、あまりにもセンスもなさすぎ・・・個人的には、旅行するたびにいつも後回しにしていた宿題のようなものでした。

昨日、カタルーニャ音楽堂すぐそばにある雑貨屋さん、RAIMA(住所:Calle Comtal 27、カタルーニャ音楽堂からどうろをこえてすぐです。)でそんな”お土産にぴったり”なバルセロナグッズを発見したので、ちょこっと紹介しますね。”悩ましい”おみやげの解決策になれば・・・。


↓これぞ”バルセロナバック”!?ちゃんと”BARCELONA"の文字ははいっていますが^^;おしゃれです。このかばんちなみに今日すでに持っている方を二人みかけました・・ヒットの兆し?RAIMAでしか手に入らないそう。思わず買ってしまいそうになりましたが、実は自覚のない”かばんフェチ”のようで家にかばんがたくさんあるので、今回は見送り・・・残念・・。

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↓お土産の元祖”チョコレート”パッケージがバルセロナの石畳。このまま額にいれればおしゃれなインテリア!

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↓こちらもバルセロナチョコ。白地に金色で刻まれた文字がやっぱりおしゃれ。

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↓ロゴもいれよう?バルセロナのロゴ使いがとってもおしゃれです。ポップな色使いもバルセロナらしい!

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↓老舗の雑貨屋さんRAIMAはおしゃれで質の高い雑貨がたくさん。私のお気に入りのお店です。建物は18世紀のものだそう。

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↓お店の入り口を飾る天使の彫刻。”商売繁盛”かしら?

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0021/05/10

バルセロナブランドが大集合!グラシアのストリートファッションショー

日本ではまだまだ知られていないのですが・・・バルセロナは、私的にはパリやミラノに負けないくらいファッションが元気な街!

街を歩いていると、スペインらしいきれいな色や派手な柄物を、上品に着こなしている人をよくみかけます。柄や色の大好きな関西人の私としては、”色、柄物”を気兼ねなくきれるうえ、街中にファッションの手本があふれているので、うれしいばかり。

とくに、グラシア地区は、そんな”バルセロナのオリジナルブランド”のお店がところ狭しと並んでいる地区で、バルセロナのファッション通には人気のある場所です。
おとといもこのグラシア地区でバルセロナのデザイナーによるストリート・ファッションショーが行われたので早速いってきました。

参加したデザイナー4名は全員もちろんバルセロナ出身。”これから”の駆け出しデザイナーもいればバルセロナで活動をつづけて10年以上という老舗のデザイナーさんも。
それぞれのブランドについてはまた改めて紹介させていただきたいと思いますが・・・ファッションショー自体はとっても素敵でした!
いわゆる”有名ブランド”のファッションショーとは違って、モデルさんたちの着こなしは全部真似できそうなものばかり。ほしくなった商品もたくさんありました。(と、はめられてしまったかも?)

広場にステージを設営して、通りがかりの誰でも参加できるショー。金曜の夜だったので、みなさんビールを片手にカジュアルな雰囲気で楽しんでいました・・・夏が近づくにつれて、どんどんこの手のイベントも増えてくるので、これからが楽しみです!

↓ファッションショーの様子です。(ちょっと、うまくとれていなくてごめんなさい・・・)
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0021/05/07

バルサ絶好調!私が一番恐れていること・・・

今年はバルサ絶好調!
バルセロナ、しかもカンプ ノウ徒歩圏内に暮らしながらも(サッカーファンの皆様ごめんなさい!)、サッカー
にはまったく興味がない私。うちの近所にやたら警官が多くなって、地下鉄がやたら混雑するのでサッカーがあるんだなぁ・・といつも気がつくのです。結果にはほとんど目を向けることもないのですが・・。

ただ、今日だけは、勝利を気づかずにいられませんでした。
というのもうちのご近所さんたちの叫び声が半端なかった・・・。あと車のクラクション。

バルサが好調なシーズンはバルセロナが輪をかけてボリュームアップするのです・・・。
と普通でもボリュームいっぱい、な感じなのですがそれが数倍・・・今日もかなーりビビッてしまいました。

ま、逆にバルサの試合の日は人気レストランやタパスバーががらがらになって列を待たなくてもすぐ入れるという利点もあったりするのですが・・。

とにかく、今シーズンは心の準備が必要みたいです。
↓今日の試合のハイライトを雰囲気たっぷりのスペインのアナウンサーのコメントとともにどうぞ!

タパスにぴったりの夏のおすすめカクテル

今週にはいってからやっとバルセロナも本格的に暖かくなり始めました。今年にしてはめずらしくまだほとんど雨の日もなく、やっと”本格的な夏到来!”といったところ。昼間は初夏を思わせるような日が続いています。

私にとっては待ちに待った”テラスでタパス!”な季節がやってきました。

スペインの人たちは太陽が大好き、この季節になるとレストランやカフェはこぞってテラス席を用意します。

私も夏は飲み物をカフェ・コンレチェ(カフェ オ レ)からクララに変更!
”クララ”はビールとレモネード(あるいはファンタレモン)を混ぜたカクテルです。レモネードの甘みでビールがぐっと飲みやすくなり、かつビールのすっきりした飲み味はそのまま。ビールの苦味がどうも苦手な私にとっては”もってこい”な飲み物なのです。


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”クララ”はこちらでは”ビール”と同じくらいの”定番”な飲み物で、スーパーなどでも缶で売られています。(各メーカーによって”Damm Lemon”と呼ばれたり”Shandy”と呼ばれたりしています。)

↓ ”Damm Lemon”の空き缶をかたどったゴミ箱。カラフルでゴミ箱にしておくのがもったいない・・・

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すっきりとした味がこってり気味なタパスにもぴったり。
作り方も簡単なカクテルなので、ぜひお試しを!これからの季節にぴったりで結構はまります!

もっと”スペインな飲み物”に興味をもたれた方はスペインの飲み物カタログも参考にしてくださいね。結構家でもお手軽にできるカクテルもあったりします!

0021/05/04

アンダルシアのフェリアをバルセロナでも!

アンダルシアの各地で4月に行われる”フェリア デ アブリル"
アンダルシアから移民の多いバルセロナでも、アンダルシアほど盛大ではありませんが、毎年のように行われます。

ここ数年はバルセロナで最大のイベントスペースのForumで行われ、敷地いっぱいにタパスなどの屋台でいっぱいになり、セビージャーナスが一晩中日々響きわたります。まるでバルセロナにいるのを忘れてしまいそうになるほど・・。

↓メスキータ風のライトアップされた入り口キラキラ

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↓ハモンなどアンダルシアの特産物を売っている屋台もたくさん

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↓フラメンコの衣装売っている屋台。子供用のミニフラメンコ衣装とってもかわいい!音譜

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↓巨大パエリア調理中です。ナイフとフォーク

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↓タパスもとってもおいしそう・・なのですが、油が回っている可能性大なのであまりここでタパスを食べることはおすすめしません・・・。ガーン

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↓バルセロナでセビージャーナスを踊れる場所は少ないのでここぞ!とばかりに楽しむ人たち。

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0021/05/02

バルセロナのセレブに人気のバーNoti(ノティ)

ガウディやモデル二スモで有名なバルセロナ、ゆえか、レストランやバーも”デザイン”にこだわった場所が多いです。アートや建築物を見るのが大好きな私にとっては、”おいしいものも食べられてアートな気分に浸れる”ので一石二鳥でうれしいところ。

”Noti”(ノティ)はまさに、そんな”アートな場所”の代表・・・入った瞬間、ため息がでてしまったほどエレガントで素敵な場所でした。

デサインは、バルセロナでさまざまな建築を手がけた、いままさに”旬”な建築デザイナーFransesc Ponsによるもの。
空間のテーマは”闘牛”だそうで、赤と黒を基調にゴールドを利かせた色使いが、高級感とエレガントな雰囲気をかもし出しています。

そんなNotiiはバルセロナの多くのセレブのお気に入りの場所でもあるらしく、映画監督のIsabel Coixet
(イザベル コイシェ)、人気イラストレータのJordi Labanda(ジョルディ ラバンダ、ちなみに私の大のお気に入りのイラストレーターです。日本ではソニープラザなんかにもちょこちょこ彼の商品がはいっています)、映画監督、プロデューサーのJuan Cruz,Jose corbacho・・・まさに”旬”なアーティスト、デザイナーが常連さんとしてよく顔を出すそう。

私はいった日は、残念ながら、みかけることはできませんでしたが・・(でももしかしたら気がつかなかっただけかもしれません)、次回もあきらめずにちゃんとカメラはもっていきます!

ワインやカクテルの種類も豊富。ちょっとリッチな気分で贅沢な気分が楽しめるお勧めのバーです。
(とはいえ、カクテル、ワインはお手ごろな値段で楽しめます!)

↓カウンターで”ちょこっと一杯”もありです。
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↓天気のいい日はテラスでランチも
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0021/05/01

フィガロ誌も絶賛!未来のフェラ アドリア?RESTAURANTOC

フェラ アドリアや日本にも進出したレストラン サン パウなどバルセロナは実は”料理の鉄人”の宝庫
。スペインというと”パエリア”、”タパス”を思い浮かべられがちですが、バルセロナの主流はなんといっても”地中海創作料理”です。
と、なんだちょっとわかりにくい料理のジャンルに聞こえますが・・・、平たくいえば、地中海に面したバルセロナでとれる素材を生かした創作料理で、土地柄、カタルーニャの伝統的なお料理をベースにしたものが多いです。

バルセロナでもこのジャンルに関しては今まであまりはずれのレストランにあたったことがないのです。(たとえば、パエリアだとかは何度も”冷凍パエリア”に遭遇したり、日本食だと”焼きそばUFO”がそのままお皿にのって出てきたり・・という経験はあるのですが)

レストランの数も多く、”創作料理”なのでシェフによってまったく出てくるお料理がちがうので飽きることもなく、見た目もとってもきれいなので、食べていて幸せな気分にしてくれるので最近のお気に入りです

先日も、オフィスのすぐそばにあるこの”地中海創作料理”レストランが新聞にとりあげられ”フランスのフィガロ誌の選んだバルセロナのトップ10レストラン”ということで早速行ってみることに。


こじんまりとしてなんとなーく”隠れ家レストラン”っぽかったのですが、中にはいってみると広々としていて、とっても居心地がよい感じでした。

このレストランのシェフSanti Colominasはさまざまなミシュラン シェフのもとで修行?をつんだ後このレストランを開いたそうで、実はテレビの料理番組も担当しているそう。まだまだお若いので”未来のミシュランシェフ”といった感じです。
さて、お料理はといえば・・・百聞は一見にしかず・・なので・・・

↓思わず、”ミロ”の絵を思い出してしまいました。食べるのがもったいないくらいきれいなお料理たち
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↓バルセロナの未来の料理界を担う期待のホープ?Santiシェフ
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ちなみに、レストラン自体はまだミシュランの星は獲得はしていませんが、”ミシュランおすすめ”としてちゃんと掲載されています。

お値段もずっとおてごろでミシュラン級のお料理が楽しめます!

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住所 Calle Girona59 (ガウディのカサ ミラやカサ バトリョから歩いて5分くらいです)