0022/08/07

バルセロナから姿を消す スペインの代名詞

スペイン、といえばきっと”フラメンコ”そして”闘牛”を思い浮かべる人が多いはず。
そんなスペインの代名詞ともいえる”闘牛”が間もなくバルセロナから姿を消す予定です。


もともと、闘牛がさかんな場所ではなく(バレンシアにいったときは、街の真ん中の闘牛場があって、その盛り上がりようにびっくりしたのですが・・)、かつてあった3つの闘牛場のうち、現在はMonumental(モニュメンタル)闘牛場がひっそりと残るのみ。
こちらに長く住んでいながら、実は一度も見に行ったことがなく、実際いつ行われているのかも知らない・・という感じだったのです。


バルセロナには”闘牛”に反対する人が結構いて(動物愛護の意味で。確かに・・・意味もなく、スポーツとして牛を殺すのはかわいそう・・・。)前々から廃止を要求する動きはあったのですが、先日やっと、法律としてみとめられ2012年をもって、バルセロナでは闘牛が行われなくなります。


かつてバルセロナに3つあった闘牛場も、ひとつは姿を消し、もうひとつエスパーニャ広場前のArenas(アレーナス)闘牛場は現在ショッピングセンターへと改装中。かつての闘牛場の外観を保存した、歴史の香りのする近代的なショッピングセンターへと姿を変えつつあります。


↓建築中のArenasショッピングセンターの様子
arena-de-barcelona.jpg


Monumental(モニュメンタル)闘牛場の再利用法はどうなるのか、ある意味楽しみでもあったりします。
(私ももともと闘牛にはどちらかといえば反対だったので)


闘牛はバルセロナから姿を消しますが、フラメンコはもちろん健在なのでご心配なく!

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