0021/12/29

スペインといえばやっぱりこれ!

日本で”オリーブオイル”といえば、きっと”イタリア”を思い浮かべる人が一番多いはず。スペイン料理よりもイタリア料理のほうがまだまだ日本では一般的でレストランの数も多いので仕方ないといえば仕方ないのですが・・・。


でも実はオリーブオイルの生産量が世界で一番多いのはスペインです・・・。そしてなかでもバルセロナ郊外のレリダ産のオリーブオイルは質がいいことで有名だそう。


生産量だけでなくきっと使用量も世界一のはず。サラダのドレッシングはきまってオリーブオイルとビネガーだし(これ以外のものがないのがほとんどの場合なので・・ヘルシーなのですがときにドレッシングが恋しくなります。)お料理以外にも、ひまわり油の代わりにオリーブオイルを使ったヘルシーな缶詰やオリーブオイルを使ったポテトチップスなんかもあります。


だいたいスーパーでも”オリーブオイルコーナー”の棚があって、どれを買えばいいのか迷うほど。最近はミシュランシェフ Ferra Adriaのプロデュースしたオリーブオイルなんていうのもみかけました。


その種類の多さは、お店が一軒できてしまうほどで、カテドラルそばのサンタカテリナマーケット内にあるOlisolivaがそのひとつです。


オリーブオイル、に関連する商品のみを扱い、おいているオリーブオイルの種類はスペイン産のもの200種類以上。(どこから見つけてくるのやら・・・)そのほかオリーブオイルをおいしくいただくためにヴィネガー(こちらも膨大な種類)や天然の良質な塩を中心にあつかっているグルメならぜひ立ち寄りたいお店です。


↓スペインの”食”に深く根付いているオリーブオイル。お店であつかっているのは最高級のヴァージンエクストラのもののみです。

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食品以外では、オリーブ専用皿(ちゃんと種を入れる部分がついています)やオリーブの種用の食器、オリーブオイルでできたナチュラルコスメなどオリーブ関連グッズが勢ぞろい。バルセロナではここまでこだわったお店はみたことがないかも。


どれを買うのか迷ったときは、店主のアナさんがアドバイスしてくれます。(英語はOKです。日本人のお客さんのとても好意的な方で、私が行くときもいつも親切にしてくださいます。)試食も頼めばさせてもらえるので、こだわりの一本を探すのにぴったりです。


とくにこのお店ではおみやげにぴったりな小さめのボトルのオリーブオイルも充実しているので便利です!(スーパーだと小さくても750mlなのであまりたくさん持って帰れないですもんね・・・)


Olisoliva(オリスオリーバ)
住所:Av.Francesc Cambo 16, Mercat de Santa Caterina Parada 153 -154 -155 (カラフルなデザインの楽しいサンタカテリナ市場内です)
ホームページ:http://www.olisoliva.com/olis.html

0021/12/26

クリスマスはつづきます!

いよいよ明日はクリスマス。カテドラル前のクリスマスマーケットも昨日で終了。
特に今年は週末がかさなっているので25、26、27日とバルセロナの街はかなり静かになるはず。


↓サンタさんと一緒にプレゼントを運ぶのかしら?トナカイ犬君です。

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ただこれも第2のクリスマスである1月5日、Reyes Magos (レイエス マゴス)までの小休止です。このレイエスマゴスの日もプレゼントを交換する習慣があるので、またすぐに”第2のクリスマス商戦”が始まります。

このレイエスマゴスの日の為に、バルセロナの中心からモンジュイックまでのびるグランビアどおりにはずらりと出店がでてとてもにぎやか。
品揃えも、クリスマスデコレーションが中心だったクリスマスマーケットに比べると。こちらは”プレゼント”売るための出店なので、おもちゃやアクセサリーと豊富。

このレイエス マゴスのマーケットは1月5日までづづきます。お店のほかにチュロスのスタンドなんかも出ているので、揚げたてのチュロスをたべなら散歩がてらに物色も楽しいかも。
夜はクリスマスイルミネーションもともってきれいです♪(こちらも1月5日までです)

0021/12/24

ラバルってほんとに危ない?

バルセロナでもっとも治安が悪いとされている”ラバル地区”。バルセロナのど真ん中にあって、バルセロナのことをよく知らなければ間違って足を踏み入れてしまいそうになるのですが・・・・とはいえ、ほんとにこのラバル地区の治安が悪いのかかなり????。


私が来たばかりのころは”バリオチノ(中国人街)”なんて呼ばれていて、かなり治安の悪い印象がありました。(その頃は今はおしゃれな一角と知られている旧市街のボルネ地区もまだそんなににぎやかでなく、治安もあんまりよくありませんでした。)
でも、最近、スリやひったくり、偽警官の出没した場所はほとんどラバル以外の場所。
実はラバルよりもサグラダファミリアのほうが観光客にとっては危険だったりして。(とはいえせいぜいあってもひったくりです。最近知能犯は増えているものの・・・、暴力にあうことはこの街ではめったにないです。そしてそんなスリたちもほとんどが大声で叫んだりにらみつければさっさとどっかにいってしまう・・そんなレベルです^^;)


というのも、”観光都市”バルセロナ。この街にとって観光は重要な収入源なので、市がバルセロナのど真ん中を”危険地帯”としてほっておくわけもなく・・・ここ数年市が中心となってラバルの整備や治安の改善の強化に力をいれているよう。なのでラバルには一日中、ガタイのいい警官の人がかなりの数で巡回しています。きっと私服警官も何名かいるはず。


確かに、ちょっと薄暗いくて細い路地の多いラバル。酔っ払いや時には昼間からドラッグ中毒らしき人も見かけたり・・・(でも彼らは何の危害も加えません)移民も多いのでちょっと怪しげな雰囲気なのですが、そんなに怖がることはないのかも。大通りを歩いている限りは犯罪に巻き込まれる可能性は極めて低いです。(これはバルセロナのほかの地区と同じですね)


同時にボヘミアな雰囲気が人気のラバル。カメラマンやミュージシャン、といったアーティスト系の友達はなぜか揃ってラバルに好んで住んでいます。おかげでおしゃれで個性的な雑貨屋さんやカフェ、バルなんかもかなりの勢いでここ数年増え、いつも新しい発見のある地区です。ちなみにCCCB(バルセロナ現代文化センター)MACBA(バルセロナ現代美術館)もこの地区にあります。


↓なんだか懐かしい雰囲気のするWater Gate Bookshoshop。店内にはレアもののおもちゃ、フィギュア、アートな本がところ狭しと並びます。さすがラバル!
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↓詩人のたまり場となっているカフェ レストランHoriginal (オリヒナル)。バルセロナ現代美術館前にある居心地のいいバルです。
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ピカソやミロがかつて好んで通っていたといわれるLONDON BAR(ロンドンバー)もこの地区。かつての内装はそのまま今も毎日のようにライブが行われています。


その他、バルセロナでアブセンタが唯一飲めるバル、チャージなしでドラッグクイーンのショーが見れるバー(ま、これは人の好みにもよりますが・・一回いってみてて面白かった!)と夜も元気なラバル。夜のほうが人通りが多かったりして・・。


これからもますます目が離せないラバル地区。チャレンジしてみる価値大!です(とそんなに構えるほどのものでもないんですが・・・昼間は私一人でもいろんなところをうろうろしてるので・・・)

0021/12/20

バルサ世界一、町の様子は・・・

クリスマス前最後の土曜日の夕方、懲りずにまたセンターに買い物に行ってしまったのですが・・こころなしか先週よりも人が少ないような・・・???みんなもう買い物をすませてしまったのかなぁ、なんて思っていました。


一休みに入ったカフェでウェイターの人たちが”バルサ勝ってるよ!”なんて話しています。あー今日は試合の日だったんだ、と気がつきました。
どうりで・・・クリスマス直前の週末にしては町もすいているわけで・・。みんな外に出ずに試合観戦のはず。


買い物が終わって家につくと、通りに花火の音が響き渡っていました。カンプノウで打ち上げられているはず。カンプノウから徒歩距離ではないにしろ、まだご近所さんなので、音は聞こえてきます。それをさらに盛り上げるかのように、勝利を祝うのクラクションの音。バルサの旗を振りながら何台かの車は大ボリュームでクラクションを鳴らしながら通り過ぎていきました。


↓冬の寒空に花火も風情があってきれい。バルサのおかげです!

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この風景、いつも思い出すのは阪神タイガース。優勝したときの大阪の町の熱気と似ています。


バルセロナには川もカーネールサンダースもいないので、飛び込む人ややカーネルサンダースを投げ込む人もいませんが・・・。


昨日の夜は車のクラクションがあちこちで鳴り響いていました。
この調子だと来年もバルサ大パレードがバルセロナの町で行われますね・・・。そろそろ私もユニホーム買ったほうがいいのかなぁ・・・。

0021/12/18

ワインのミュージアム、70種類以上のワインが楽しめるヴィノテカ トレス

突然気温が下がったのでちょっと体がまだ適応しきれていないような気がする今日この頃・・・。


暖かい日がつづいていたので、バルにいっても相変わらずビールのカクテル、クララを頼んでいたのですが、やっと飲み物も模様替え。寒い時期はやっぱり体をあっためてくれるワイン、とくに赤ワインが一番です。(ポリフェノールもたっぷりだし)


といってもスーパーにいけば大量種類のワインに圧倒されいつもどれを買ったらいいかわからず、”あー試飲できればいいのになー”って思わずにいられません・・・。
そんな”ワイン音痴”にぴったりなお店を発見。


カタルーニャ地方のワイン会社Torres(きっとスペインワインを飲まれたことがあるならおなじみのブランドかも。ボトルに小さな闘牛のマスコットがついてきます)がオープンしたワイン専門店&ワインバル Vinoteca Torres(ビノテカ トレス)Vinoteca Torres(ビノテカ トレス)では購入ももちろん、その場で70種以上のワインをグラス一杯から試飲することができます。(一杯3ユーロからと値段もお手ごろ)


レストランとバルを併設したこのワイン専門店、お料理はピンチョスで有名なIRATI(地球の歩き方の読者のかたならきっとおなじみのはず)やSagardiのレストランのシェフが担当しているので、味は保証付き!ワインにぴったりなシンプルなタパスやスペイン料理が楽しめます。


ワインのボトルで飾られた店内、シックで高級感たっぷり。見ているだけでなんだかワイン通になった気分に・・・(となんと単純な私)

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カサ ミラやカサバトリョからも徒歩で約1-5分。ブランドのお店の並ぶパセオデグラシアにあるので、寒い日の観光やショッピングの途中に、ちょっと寒さしのぎの一杯、にぴったりです♪


ヴィノテカトレス
住所 Passeig de Gracia 78
(カサミラからはほんとに徒歩1分です)

0021/12/16

突然冬がやってきました・・・

ことしは、ごついジャケットが必要ないくらいあったかい日がつづいていたのですが・・・(一週間ほど前なんて昼間は半そでの人をみかけるくらいでした)

おとといくらいから急に気温がさがり、突然真冬がやってきた感じです。

今日の最高気温は天気予報によれば10度。明日の朝は最低気温が0度まで下がるらしい・・・。通常といえば通常ではあるのですが、急に気温が下がってしまったのでより寒く感じます。


↓寒いなっていってられない、クリスマスショッピングラストスパートで中心街はこんな感じで、すごい混みようです…;

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いつもほんとに天気が突然変わるので、昨日あわてて暖房をフル回転させました。

ということで、これからバルセロナにいらっしゃるかたは防寒の準備をばっちりしてこられることをおすすめします。

ちなみにここ数日先の天気、気温はこのページこのページもご参照くださいね。なにぶん変わりやすいので…。

0021/12/14

がんばれ中村選手!!

おとといのバルサ-エスパニョール戦は惜しくも負けてしまいましたが・・・。(でもかなり競り合いだったみたいですね・・・)


地元の有力誌La Vanguardia(日本では朝日新聞くらいのレベルかもしれません)中村選手が堂々と1ページ掲載されていました。

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あんまり調子がよくないことは、サッカーに詳しくない私ですらなんとなくわかるのですが・・・ほんと彼の注目度はすごい!(カガネールにもなったし・・・)


ちなみに、他のスポーツ誌は彼のホームシック?を心配する記事も・・・。
↓”中村選手が文化に適応しきれていない、エスパニョールは彼を助けたい”との見出しの”sports.es"や
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みんな、彼の実力は信じて疑ってないですね、さすが。
文化への適応は時間の問題なので、きっと実力を発揮し始める日は近いはず。

しかし、その前に日本のファンがもっと彼のことを応援しにいけるよう駅に、ちゃんとエスパニョールのスタジアムの行き方の表示を立ててほしいかも・・・です。迷った方結構いらっしゃるみたいなので・・・。

0021/12/13

恐怖?のクリスマス・・・

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↑今年は日本語でも”メリークリスマス!”



クリスマスまであと残すところ約2週間。

やっぱり、一年の一大行事だけあって、街はクリスマスムードたっぷり。週末もどこにいっても人でいっぱいという感じです。
地元の人にとっては24、25、26日とお休み、(24日は営業しているところもありますが・・)さらに今年は27日が日曜にあたるので4連休になる人も・・。


ただ、逆に旅行者にとってはまさに”恐怖”のクリスマスです。
というのも、たとえ日曜日も開業しているような場所でもこの日だけは例外で閉店してしまうんです。美術館や博物館も25日、26日は結構しめてしまうところも多いようで、ちなみにサグラダファミリアも25日は午前中のみ、だそう。
レストランも開いている場所はファストフードか中華料理屋さん(中国人の人はクリスマスを祝わないよう)くらい。ちなみに26日も”サンエステバンの祝日”なので小さなレストランはほとんど閉店です。

たしかに25日例年バルセロナの街はほんと”しーん”(だいだい24日の夜くらいから急に静かになります)。ただこの静けさ、旅行者にとってはちょっと困ったもんです・・・。

↓中心街の様子、ライトアップもきれいですが・・・この人ごみ・・・渋谷並です。

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ということで、25日、26日に開いているお店やレストランをちょこっと紹介しておきます。


25日開業しているお店とレストラン
●タパスバルel puchero de baralantra (住所 Calle Muntaner 103.ガウディの建物からも歩いて15分くらいの場所にあります)


●レストラン Cafe de la princesa Cafe de la princesa ランチ営業のみ(住所 Calle Sabateret 1-3、ピカソ美術館のすぐ裏側です。)


●ショッピングセンターMaremagnum通常通り夜10時まで営業。心強いです!


●セレクトショップ Cafe de la princesa(住所Carrer dels Flassaders 21 )レストランと同様16:00まで営業です。


26日に開いているレストラン上のお店、レストラン以外にも26日開いているレストランは、
●レストランテMirador
(住所:Palau De La Música 4-6)世界遺産であるカタルーニャ音楽堂の中にあるレストラン。ゴージャスな雰囲気たっぷりです。


ビノテカ トレス(住所:Passeig de Gracia 78 、ガウディのカサミラすぐそばです。):ワインのトレス社のワイン&タパスバー。ワインのミュージアムみたいです。


Tasxidermista(タキシデルミスタ)(住所:Plaza Reial 8)


ということで、できれば絶対訪れたい観光地などは、25日以外に訪れておくほうがいいかも、です。グエル公園はもちろん開いているのでゆっくり公園散策なんかもいいかもしれません…。(今年はとってもあったかいので・・・)

0021/12/09

今年一番の注目人物は・・・

サンタルチアマーケットのお店を冷やかしながら歩いていると・・・


↓カーレーサーのアロンソ、テニスプレーヤーのナダル、そして見慣れた有名人の顔が・・・
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↓そして!中村選手まで!マラドーナの横に飾られています。


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ずらりと有名人や政治家のフィギュアの並ぶこのお店は”Caganer(カガネール)”専門店です。カガネールとはスペイン語で”用を足す人”・・。もともとイエスキリストの誕生を再現する”ベレン”というクリスマスの飾り物の一部としてつくられたこのフィギュア。ただその姿がユーモラスで独り立ちしてしまったよう。

↓こんな風に他のミニチュアフィギュアと一緒に売られているのですが、なぜか絶大なる人気のカガネール・・・。
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このカガネールは専門店もあって、毎年毎年の”話題の人”が”カガネール”としてコレクションに加えれられています。
今年はバルサのメッシ選手に加えて、中村選手もカガネールの仲間入り!地元の人も、彼のことを応援してるんですねー。


そしてそのほかにも
↓キティちゃん

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↓ガウディ、サグラダファミリア横・・でもなんかバチあたりそうこのカガネール・・・。

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ギャグで買うのはいいかもしれませんが・・・結構飾るところに困ってしまいそうな置物たちでした・・^^;
でもこれはさすがに”レアもの”。ファンはやっぱりゲットすべき?ですよね?

0021/12/08

サンタルチアクリスマスマーケット

今週末は恒例のサンタルチアマーケットへ。
カテドラル前の広場にところせましと、クリスマスのグッズと、手作りの小物などをうるお店がならんでいました・・。雑貨やかわいいアクセサリーがたくさんならんで見ているだけでも楽しいマーケットです。


↓クリスマスの置物の定番Cacatio, 小さいとかわいいですね。

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↓なぜかこんなところに大黒様が・・・。やっぱり縁起がいいからでしょうか?
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↓クリスマスデコレーション、ベレンの為につくられた、置物たち・・うーん。

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↓この日は大通りに舞台がたてられ、生のクリスマスコーラスが響いていました。風情たっぷりです。

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人ごみはもうほんと渋谷の交差点顔負け・・でしたが。やっぱりこの雰囲気はクリスマスならでは。
お店も普段より若干遅くまで開店(中心だとほとんどが夜21時まで開店しています)しているような気も・・。夜の散歩もこの時期は安心してできそうです。

0021/12/06

こんな人に注意!偽警官の手口

さて、さいきん立て続けに偽警官にあった人の話を耳にし・・・さらに行動範囲を広げているようです。

私が話を聞いた人は4人とも同じ状況で遭遇しているので、きっとこれがかれらの常習な手口なはず。

まず、いきなり警官らしき人が話しかけてくるのではなく・・


1、観光地などで”写真をとってくれ”や”道がわからない”と自称イタリア人(その他の国もあり)の男が性フレンドリーに話しかけてくる⇒彼は”スリのターゲット”をなるべく人目のつかないところに誘導するカモです。

2、彼ついていって写真をとってあげようとしたり、道を教えてあげようとすると二人組みの警官(ほとんどの場合は私服)がやってきて”パスポートを見せろ”という

3、パスポートのあとは”麻薬の検査をするから財布をみせろ”という⇒ここですでに鞄ではなく”財布”と指定しています・・普通だと鞄から検査するはず。

財布を見せてしまうと確実にそこに入っている現金、カード類は盗まれます。


↓最近は自転車にのってパトロールしている警官もよくみかけます。

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被害にあわないためには・・・


1、徹底的に無視。とくに言葉がわからないふりをすればさっさといってしまうみたいです。
2、防止策として、小額のお金だけ入れた空の財布を持ち歩く:万が一、財布をみせろといわれたらこの空の財布をみせる。カード類はホテルにおいてきたと伝える。(っていうかなぜ警察がカードのありかなんて尋ねるのか・・・)
2、お金、カード類は分けて持つ。:最悪の場合被害にあったとしても被害は最小限で済みます。


グエル公園、パセオ デ グラシア、サンツ駅周辺によく出没するという話を聞いたのですが、私の聞いた話しではサグラダ ファミリアそしてカンプノウ、はたまた観光者のあまりいるとおもえないようなアイシャンプラの住宅街まで・・・最近はいろんなところに出没しているようです。


”首絞め強盗”のように暴力を伴った犯罪ではないのですが。(バルセロナでは暴力をともなった窃盗はほんとに稀です。)手口が巧妙、というか。なんでそんなに賢い手口は思いつくのにまともな仕事に就こうとしないのか、ほんとに困ったものです。


ただ、強盗は違い、事前の知識で被害は回避できます。まずやたらフレンドリーに、道をきいてきたり(っていうかまずなんであきらかに観光客な人たちに道を聞くのか・・)写真を撮ってくれといわれたらちょっと疑ってみてください。


また・・・偽警官犯罪撲滅のためにも、もし被害にあわれた場合は(未遂であっても)バルセロナの在日日本領事館にご一報を!

0021/12/05

クリスマスマーケット営業中です!

イルミネーションもおとといから点りだし、いよいよクリスマスが近づいてきた!という感じです。(ただし、気候をのぞいては・・・やっぱり今年は暖冬のようで例年よりずっとあたたかいです。)

先週末からいよいよ恒例のクリスマスマーケットもオープン!
オーナメントやクリスマスならではのオブジェを売る出店がカテドラル前とサグラダファミリア前をにぎわせています。朝の10時から夜の21時まで、夜のサグラダファミリアもこの時期はにぎやかです。


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今年はちょっとどうしてもゲットしたいものがあるので・・・今週末物色しに行こうと思ってます。

0021/12/03

アートファンならマスト!ミロやダリのお気に入りの場所

何を隠そう、私の大学時代のアメリカでのマイナーは”アート”。自分の才能のなさすぐに気がつき、アートを生業にはしようとまでは思わなかったのですが・・・バルセロナを生活の場所として選んだのもそんな大好きな”アート”がいつも身近に感じられるから。もちろんイタリアやパリでもそうなのかもしれませんが・・・バルセロナの独特の明るい色使いの、街中の芸術作品は私をいつも元気にしてくれます。

とくに私の大好きなミロと同じ街で暮らせている、というそれだけでも幸せな気分に浸れます・・・。
(と、ピカソ美術館で忘れられがちなんですが・・・モンジュイックのミロ美術館、はバルセロナにいらっしゃったらぜひ訪れてほしいスポットです。日本で紹介されている暗い色のミロの作品ではなく、きれいな地中海の色使いの無邪気な彼の作品が楽しめてリラックスできる、一押し美術館です。)


そんなわけで”ミロがいったことがある場所!”なんていうとすぐに飛びついてしまう私。ミロがなくなったのはほんの数十年前なので、バルセロナには結構”ミロ出現スポット”があちこちあったりします。

今回発見した”ミロスポット”はガウディがデザインした街頭でも有名なプラザレイアール(王の広場)にあるタキシデルミスタ、というレストラン。このレストラン、周囲のレストランに比べると建物が古い・・・とおもいきや・・・建物自体がたてられたのはもう200年前だそう。ルネッサンス様式の建物には”自然博物館”の看板がそのまま残っていてなかなか、もうそれだけでも絵になる風景です。


そして、この”自然博物館”はミロやダリが気に入ってよくおとずれていたそう。特にダリは彼の作品に使った”アリ”なんかはこの自然博物館で作ったものだそうです。

うれしいことに、内装はそのころのままにのこされていて風情たっぷり。(自然博物館なのにすごくモダンでさすがバルセロナです。)となりにダリやミロがふと、座っていそうなそんな空気が流れています。


↓タキシデルミスタの風景、なにもしなくてもこんな風に絵になってしまう場所です。

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お料理はタパスそしてカタルーニャ料理が楽しめて、もちろんおいしい!(とバルセロナではおいしくないものに出会うことのほうが難しかったりするのですが・・)夜な夜ないろんなレストランにでかけている、友人のディエゴも気に入って最近はもっぱらタキシデルミスタに通いつめているほど。(私はあまりグルメではないので私の意見は別として・・・)

カフェとしての利用も可能なので、ガウディの街頭を見学がてら、一杯カフェをしながらダリとミロとお気に入りの空間を時間を越えて共有・・・。”やっぱりバルセロナにいてよかった”って思える瞬間です。


レストラン Taxidermista(タキシデルミスタ)
住所 Plaza Reial 8
ホームページ:http://www.taxidermistarestaurant