0021/08/30

スペインでのインフルエンザA型の状況について

ちょうど日本を出発するころ、インフルエンザA型がニュースで改めて頻繁に取り上げられるようになり・・・親にも"マスクもって帰ったら"なんていわれていたのでちょっと気になっていたものの・・。

案の定、バルセロナではマスクをしている人は一人もまだ見かけていません・・・。
確かに、"11月ごろにワクチンが配布される予定\"とのニュースはテレビでみかけたものの、とくに"懸念事項"ではなさそうな雰囲気。ほとんどの人が、普通の風邪と同じように"薬をのめば治る"くらいに思っているようで、それほど心配しているようでもなく・・。

前回、日本でマスクが売り切れ続出、のような状況になったときでさえ、町でマスクをしているスペイン人はみかけず・・・。マスクをしていたのは日本人の観光客らしい人たちだけでした。
なので、悲しいかな、予防のつもりでマスクをしていると、かなーり浮いてしまう羽目に・・・。

たぶんバルセロナは日本の大都市に比べて人口密度が低いので、マスクをする人もすくないんじゃないかな、と勝手な解釈をしているのですが・・・。
なんせ日本より10倍以上の広さの土地に日本の3分の一の人口がすんでいるだけ。感染拡大の確立も日本や他の人口密度の高い東南アジア諸国に比べるとずっと低いですよね。

たぶん、バルセロナでは対策としては、人ごみはほどほどにさけるか、どうしても気になるときはマスクをしていく・・・(ただやっぱり浮いてしまいますが・・)のが一番かなと思います。
ただ人ごみといっても、ほんと渋谷や新宿なみの人ごみってこっちではほとんどないのでご心配なく。

万が一の場合のために、バルセロナには残念ながらまだ日本語が通じる病院はないのですが、英語が通じる病院はいくつかあるので、英語の病院のリストにリンクをはっておきますね。

確かに予防をすることは大切ですが、あまり神経質になりすぎず旅行を楽しむことも大切だと思います・・きっとバルセロナに到着すると、街の人たちの無関心さやのんきさに心配もふっとんでしまうかもしれませんが…。

0021/08/29

東京のスパニッシュクオーター、恵比寿

東京で働いていたころ大好きでよく足を運んでいた恵比寿の界隈。

古くから残る商店街の庶民的な部分と、ガーデンプレイスをはじめとするおしゃれな建物が微妙にマッチして・・・レストランやカフェも充実しているし、以前住んでいた場所から近かったこともあり、ほんと足を運ばなかった週末はなかったほどでした。

そして東京にいたころから気になっていたのですが・・・恵比寿にはスペイン料理のレストランが多い!
レストランのみならず、スペインバルスタイルの立ち飲みのバルも結構たくさんあって、まさに"東京のスパニッシュクオーター"という感じ。

この間も恵比寿の界隈をぶらぶらと散歩していたら、どこからともなくフラメンコのステップが聞こてきたりして・・・(ちなみにフラメンコ教室も何軒かあるようです。)
それだけじゃなく、スペインのギターの音と歌声も聞こえてきたので、きになって音源をつきとめてみると…"Tio Danjo"というスペインバルにたどり着きました。

平日だというのに、お客さんが道まではみ出す勢いでタパス、やワインを楽しんでいて。ちょうどバンドが入る日だったらしく、スペイン人と日本人のミュージシャンの方3人組のグループが弾き語り、でかなりの盛り上がりよう。

正直、バルセロナではみられないかも、っていうくらい"スパニッシュな光景"でした。

ミュージシャンの人たちともすっかり仲良くなって、彼らの弾き語り2件目についていく羽目に・・・。
一瞬、自分がスペインにいるんじゃないかって疑ってしまうほどでした。

スペインバル、Tio Danjyoは東京にいたころにも何度が足を運んだこともあり、東京にあるスペインバルの中では限りなく現地のスタイルに近いバルのひとつ、だと思います・・。でもあの盛り上がりようは、スペインの地元のバルにもきっと負けず劣らず。東京にいながらにしてスペインにいる気分が満喫できる貴重な場所です。

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私がいたころに比べると、恵比寿界隈にますますスペインレストランも増えたよう。これからもどんどん恵比寿が"スペイン化"されていくといいなーなんて勝手に思ってしまったのでした・・。

スペインバル、レストラン
Tio Danjo
住所 東京都渋谷区恵比寿1-12-5 萩原ビル3 1F
恵比寿駅東口から歩いてすぐです!

0021/08/26

横浜でみつけたバルセロナ

東京で暮らしているころは、あまり横浜には足をのばすことはなかったのですが・・・今回は両親の暮らしているということで主に横浜で過ごしました。

あらためて、横浜ってとってもきれいな町だなぁ・・と思いました。とくに港の周辺の景色。

横浜の中心に足を伸ばしたついでに、以前両親が雑誌で見かけたというスペインバルで食事をすることに。(うちの両親もスペイン料理の大ファン、私よりファンかもしれません・・・我が家ではパエリアやトルティーヤなんかが普通に夕食にでてきます・・・)

横浜中華街をちょっと抜けたところにあるレストラン"Sabroso(サブロソ、スペイン語でおいしいっていう意味です)"はこじんまりとした、まさにスペインバルっぽい雰囲気たっぷりのバルです。
ギターの生演奏も行われていて、月末にはバンドも入ってコンサートが行われるそうです。

よくよく聞いてみると、シェフの方は以前バルセロナのレストランでやっぱり料理長としてお仕事をされていたそうで・・思わずバルセロナネタで会話がはずみ・・・デザートまでごちそうになってしまい・・(ありがとうございました!)

お料理はもちろん、タパス中心。ただ伝統的タパスというよりはシェフのアレンジを加えた "地中海創作料理風タパス"日本でとれる素材を生かした日本人の口によりあったタパスという感じです。中でもトルティーヤは野菜がいっぱい入ってふんわりしていて、どこにもない味でかなり気に入ってしまいました。


↓存在感たっぷりのハモンはもちろん "5J (シンコ ホタ、ハモンの中でも最高級のものです)"

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↓写真があんまりうまくとれなかったのですが・・奥が私のお気に入りのトルティーヤです。
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レストランの親会社が食品会社ということで新鮮な素材を安く手に入れることができるらしく、お値段もほかのスペインバルよりリーズナブル。お腹いっぱいで大満足でレストランを後にしました・・・。また帰省したら足を運びたいと思っています。

横浜在住の方はぜひ!(在住でないかたももちろん!)

スペインレストランバル Sabroso
住所 横浜市中区山下町232番地
電話 045-662-0198

0021/08/25

大阪で見つけたバルセロナ

ここ2週間ほど夏休みで日本に戻っていたためブログの更新を怠ってしまいました。
日本でも更新する予定だったのですが、ひさびさの帰国でやりたいことが多すぎ・・・。2週間あっというまでした。

2年前に帰国したときは、出張でたったの5日間しかいれなかったので、関西へ足を伸ばすことができず…。今回こそと思い、祖母のお墓参りもかねて大阪と京都へ。特に大阪は幼いころを過ごしたとはいえ、家族も今は横浜で暮らしているので戻るのはまさに5年ぶり。

そして久しぶりに帰った大阪でも、バルセロナを見つけました:)

心斎橋通りの近くにある関西カタルーニャセンターは、バルセロナ出身のモンセさんが関西とカタルーニャの文化交流を促進するための活動を行っていらっしゃる機関です。スペイン語講座のみならず、カタルーニャ講座(ちなみに、ゼネラルコーディネータの八木さんはカタルーニャ語がペラペラでびっくりしました・・)をはじめとしてイベントや現地のツアーの手配などいろいろな分野にわたってカタルーニャと関西をつなぐ活動をされています。


ガウディのグエル公園のドラゴンのたて看板が目印です。

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関西のバルセロナファンにとっては、必見スポットです!スタッフの方も突然訪問してしまった私たちに親切に対応してくださいました・・・ありがとうございました!

関西カタルーニャセンター
ウェブサイトのアドレス: cckansai.net
住所: 大阪氏中央区博労町3-1-8 403号

0021/08/10

中心街のオアシス。アンダルシア風パティオのカフェ、Acoma Cafe

暑い---。とはいえ天気がいいので、太陽の下にいるのは気持ちがいいもの。やっぱりみんな同じことを考えるようで・・・。この時期はレストランやカフェはこぞって即席テラス席を設けます。といっても道にパラソルと机といすをならべただけで、もちろん暑さはかわらず・・・。

夏は起きているのもつらいくらい気温の上がるのアンダルシア地方では、ほとんどの家に吹き抜けのパティオ(中庭)があって、夏でも涼しく太陽の下で過ごせるようなのですが・・バルセロナではなかなかそんな場所もなかなか見つかりません。

なので、ボケリア市場のそばにあるAcoma Cafeはかなり貴重な存在。ボケリア市場のすぐ側にあるこのカフェ、小さめのカフェの入り口から奥に入るとアンダルシア風のパティオが広がっています。バルセロナのど真ん中にあるにもかからわらず、パティオまでは騒音もとどかないので、静かでゆったり、です。さすがパティオ、なので、エアコンほど、とまでは行きませんが、涼しくて気持ちいいです。

パティオの壁には、アンダルシア風の陶器が並べられていてなかなかいい感じ。小さな池では亀たちがすずしそうに泳いでいます。。サンタ マリア デル Pi教会をバックにした眺めもなかな絵になります・・。


↓シックな感じの入り口からはパティオがあるなんて気がつかないのですが・・・

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↓アンダルシア風のパティオ、かなーりゆっくりできます。

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夏はやっぱり地元の人たちにもそして観光客にも人気のスポットのよう。
涼しい風に当たりながらパティオで、カフェとともに読書したり、書き物をしたり・・あまりにも居心地がよくえ何時間でもいられそう。ほんとこのゆるーい感じはまさにスペインならではで時間を忘れてしまいそうです。

タパスやサングリアともちろん定番のお料理もあるので、Acoma Cafe ならではアンダルシア風パティオでゆっくりタパスなんていうのもなかなかいいかもしれません;)週末の夕方はバンドもはいってジャズやラテンジャズのコンサートも行われるそう。私も一度いってみるつもりです!

Acoma Cafe
住所 Carrer de Boqueria21、ボケリア市場からランブラス通りを超えて50メートルくらいです。

0021/08/06

運とタイミングが勝負?スペインでの引越し

バルセロナに来てから、今回で引越しは4度目・・・と考えてみれば毎年のように引越しをしています・・。

今回は
1.バブル絶頂期に家を借りたので、全体的に家賃がかなり下がった。
2.延々とつづく地下鉄工事に嫌気がさした。(このままだと終わるの?っていうのんびりさ・・道路が閉鎖されてしまったので、バルセロナ中心地に出るのにかなり不便)

ことが理由です。特に家賃の下がりようは目を見張るものがあり・・・私が今住んでいるところを借り約2年前に比べると15-20%くらいは軽く家賃が下がりました。

スペインでは敷金、礼金はあるのですが、基本的には敷金は全額返却(とられても掃除代くらいで、きれいに掃除すればとられることはないのです)礼金は多くても年間の家賃の10%なので日本よりはずっと気軽に引越しができます。(だからこんなに引越しをくりかえしてしまい・・・)

不便な点は、ぎりぎりまで空き物件がわからないこと。住んでいる人は大家さんに1ヶ月前にいうことになっているので,空く1ヶ月前にしか物件情報が手に入れられない、ということ。それにいい物件はすぐに借りてがみつかってしまうので本当にタイミングが勝負。
これは結構あせります。

今回も、そんな状況がわかっていたので7月最初に退去を伝え、家探しを開始。だた何件回っても、気に入った物件が見つからずかなり難航。退去まであと一週間ちょっとの時に、偶然に掘り出し物をみつけ、その場で不動産屋さんに即答です。私以外にも3人ほど見ている人がいて、たとえばこの3人ともが借りたいといった場合は早いもん勝ち、なのです。これもほんとうに運とタイミング・・・としかいいようがありません。

結局正式に入居が決まったのは退去まで一週間をきっていました・・。ぎりぎりセーフです。

新居はPlaza Espana (スペイン広場)とモンジュイックのすぐそば。噴水ショーミロ公園カタルーニャ州立美術館までは徒歩距離と、バルセロナをひさびさに満喫できそうなロケーションで大満足です。

屋上の広いテラス(私の住む場所の2倍以上の広さです・・・)からはモンジュイックの丘が見渡せて、
眺めのいい高級レストランにもひけをとらない見晴らしのよさ:) なので、テラスの食事の回数も増えそうです。


↓夕方ライトアップされるスペイン広場

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これでバルサの試合の日のカンプノウ周辺の渋滞からもやっと開放・・・ときどきはご近所中に響き渡る歓声が恋しくなってしまうかもしれませんが・・。

0021/08/04

真夏の夜の夢?カサ ミラの夜景を満喫できるテラス ALAIRE

バルセロナに来てから毎年楽しみにしていたカサ ミラの屋上コンサート、今年はプログラムが変わってなくなってしまったよう・・残念、と思っていたところ。それに代わる?、(もっといいかも?)なイベントを見つけました。、

客室のテラスから、カサ ミラが見えることで人気のホテルコンデス デ バルセロナ(住所:Passeig de Gracia 73-75)の屋上で、今年は毎週水曜夏季限定でコンサートが行われるとのこと。

カサ ミラ真正面に建っているこのホテル、屋上テラスからは、もちろんカサ ミラがばっちり見えます。ライトアップされた夜のカサ ミラは幻想的でとってもきれい。


↓ライトアップされたカサ ミラ、白い建物のコントラストがとってもきれい

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このホテルの屋上は普段からもテラスバーとしてオープンしているのですが、夏の間は毎週水曜、ジャスやブルースのコンサートが行われます。入場料は特になし、(もちろん飲み物は飲まないといけませんが・・・)でタパスなどもあって食事もできます。

カサ ミラの屋上からはもちろんカサミラの夜景は見えないので、このテラスはガウディのマスターピースの夜景を満喫するにはほんと、ばっちり!です。


↓コンデス デ バルセロナのテラスはソファもあってとっても居心地がいいです!

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テラスのソファでゆったり、白ワインやシャンパンを飲みながらのカサ ミラの夜景・・・バルセロナでしか味わえない真夏の贅沢な瞬間。今年の夏の一押し・・です。

やっぱり一年中夏がいいなぁ・・・と改めて思わずにいられません・・。